2017年12月27日

昔は誰も気にかけなかった今でいうセクハラ行為

'17年12月27日(水)
[豚] ブログ村キーワード

今の時代なら通らない演題
だろう。
歌舞伎『西郷と豚姫』の
初演は、1917年(大正6年)
という
◆若き日の西郷隆盛が
恋に落ちる話で、お相手は
京都の料亭で働くふくよかな
体格の仲居さん。
作者の池田大伍はこの女性を
一言で「豚姫」と呼んだ
わけだが、当時の感覚では
侮蔑の意は薄かったのかも
しれない。
姫と敬称をつけるとともに、
気だてのいい大柄の女性が
じつに魅力的に描かれている
◆かといって使いにくい
形容ではあるけれど、
肉付きの良さのほめ言葉と
思えば分かりやすい魚が
いる。フグである。
漢字で「河豚」と書く
◆中国などアジアの
富裕層に向け、政府が
輸出拡大をはかる方針を
固めた。もともと
河豚の名は中国渡来なのだ
そうで、話は早いだろう。
海にいるのに
なぜ河なのかはともかく、
豚は「ふっくら」を
意味する気がしてならない
◆とはいえマグロ、サンマ、
サバ・・・国外に美味が伝わる
ほど、日本の食卓からは
遠ざかる今日的水産事情
ではある。
天然もののフグなら
乱獲防止への啓蒙も
忘れてはなるまい。
ちなみに前述の西郷ものは
悲恋で終わる。
ああ豚姫よ、という
幕引きはなしよ。
(編集手帳 讀賣新聞12/26)

同じ職場にいた、
当時50代の女性は
ロッカーを開けて、その扉の
陰で着替えをするという
特技があった。
彼女は、
「この間、会社に
 防犯ベルを買ってもらった」
と言った。

口を滑らせて
「そんなものはいらないん
 じゃないの。
 顔を懐中電灯で下から
 照らして歩けばいい」
と言ってしまった。
聞こえないように言った
つもりだが・・・。
それからかっきり1週間、
お茶を入れて貰えなかった。
セクハラの程度に見合った
量刑を決めていたらしい。
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2017年12月26日

「二刀流」の「武士」大谷は高禄でも身売りは嫌った

'17年12月26日(月)
[二刀流] ブログ村キーワード

監督から袖を通してもらった
真っ赤なユニフォームは、
静かに燃やす闘志の炎を
示しているようだった。

プロ野球日本ハムで
投打の「二刀流」で活躍、
米大リーグ・エンゼルスへの
移籍を決めた大谷翔平選手
(23)。
ロザンゼルス近郊
アナハイムにある球団本拠地
「エンゼル・スタジアム・
 オブ・アナハイム」で
ファンを前に記者会見し,
「まだまだ完成されていない
 選手で、みなさんの
 応援で完成させてほしい。
 今日がスラートラインだ」
と力強く語った。

大型移籍では巨額のマネーに
注目が集まるのがつきものだが、
大谷選手の契約金は
「破格の安さ」だとされる。
さらに、ヤンキースや
ドジャースなど有力球団からの
誘いを蹴っての決断を、
大谷選手は日本人らしい
「縁」という言葉を使って
説明した。

「大谷は球団との縁を大事に
 したんだ。
 結婚のようなものだよ」

晴れ舞台に目を細めながら
記者にこう語ってくれたのは、
“仲人”を務めた
ネズ・バレロ氏だ。
大谷選手のすがすがしい
姿勢は、百戦錬磨の
大物代理人の心さえも
動かしていたようだ。

これまで本格的に野球取材を
した経験はないが、
こうした機会に恵まれたのも
何らかの縁だろう。
新天地を得た「二刀流」の
飛躍をしっかり伝えていこう
と思う。
住井亨介)
(外信コラム 西海岸から
 産経新聞12/25 9(国際)面)

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2017年12月25日

慰安婦は慰安婦、平昌は平昌、わが国にすり寄る韓国

'17年12月25日(月)    
[慰安婦] ブログ村キーワード

「これでソウルの
 在韓日本大使館前の
 慰安婦像は撤去できます」
「男と男の約束です」。
2年前の12月、
慰安婦問題の最終的かつ
不可逆的な解決をうたった
日韓合意が結ばれる際、
韓国の李丙h(イ・ビョンギ)
元駐日大使は、
日本側担当者にこう語った。
国と国同士の重い取り決め
である

▼ところが、この約束は
一向に果たされない。
慰安婦像は取り去られる
どころか、路線バスに
乗せられ、韓国内を経巡って
いる。さらに、韓国議会は
先月、8月14日を法定の
「日本軍慰安婦被害者を
 たたえる日」とする
議決をした

▼李氏はというと、
贈賄などの容疑で逮捕されて
しまった。政権が代わると、
前政権の施政を全否定する
傾向は日本の民主党政権でも
みられたが、韓国は極端に
過ぎよう。毎度、
前大統領や側近、幹部らが
次々に罪に問われていくのは
異様の一言である

▼今年6月、読売新聞と
韓国日報が発表した
日韓共同世論調査結果が
示唆的だった。
今後の日韓関係について
「良くなる」と答えた人は、
日本ではわずか5%にとど
まったのに対し、韓国では
56%にも上った。
露骨な嫌がらせをしておいて、
相手の憤りを理解できない
韓国の姿がよく分かる

▼韓国の康京和
(カン・ギョンファ)外相が
先日来日したのは、
安倍晋三首相を来年2月の
平昌(ピョンチャン)五輪に
招くためだった。
日韓合意という国際的な
約束を平気で踏みにじり
ながら、
日本の好意と協力が
得られると信じる隣国の
何という異質さよ

▼康氏と会談した河野太郎
外相は日韓合意の履行を
強く求め、短時間面会した
安倍首相も、合意を決して
ないがしろにしないよう
厳しくクギを刺した。
感情表現をあらわにする
ことが当たり前の韓国には、
婉曲(えんきょく)的な
言葉は通じない。
日本の怒りを、
ストレートに伝えるしかない。
(産経抄 産経新聞12/23)
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2017年12月24日

北朝鮮危機、国の安全を考慮した外交を

'17年12月24日(日)
[北朝鮮] ブログ村キーワード

先日、国際会議でソウルを
訪れた。
変わらぬ平静さに、
韓国の出席者が、
「昔も今もそうするしか
 ないから」と苦笑した。
しかし、今回の危機は
かつてなく重大だ。

リビアのカダフィー政権
崩壊の2011年に権力を
継承した金正恩朝鮮労働党
委員長は「頼りは核のみ」
との確信を深め、
核・ミサイル開発に拍車を
かけ、先月29日、ついに
米国全土に届く能力を持つ
大陸間弾道ミサイル
(ICBM)を発射した。
危機は同盟国の安全から
米国本土の安全に関わる
局面に入った。

トランプ米大統領に近い
リンゼー・グラハム
上院議員は、
「もし大統領が本土の
 安全と地域(北東アジア)
 の安定のどちらかを
 選ばなければならなく
 なれば、彼は前者を選ぶ
 だろう」と発言した。
共和党の多くの議員が
先制攻撃を支持するが、
先制攻撃にせよ予防戦争に
せよ北朝鮮の反撃能力を
壊滅させるのは困難だ。
ソウルが火の海となり、
米軍基地のある日本も
対岸の火事では済まされ
ない。核ミサイル一発でも
被害は甚大だ。
日本としては甘受できる
選択肢ではない。

とは言え、核弾頭搭載の
ICBMが完成し実戦配備
される前に、
金正恩氏が非核化に応じる
ような強力な圧力が
加えられるだろうか。
時間との競争の中で、
トランプ氏が痺れを切らし、
夜中に起き出し、核コードを
手に取る日が来ないとも
限らない。
そんな懸念が米国で高まる。
1962年のキューバ危機の際、
ケネディ米大統領は誤算や
誤解の余地を狭めるために
懸命な努力を払った。
トランプ氏には事実上の
核保有国を相手にする
冷静さが求められる。
それを巧みに説けるのは
安倍首相だ。

戦争の危険が高まる危機に
どう対処すべきか。

第一に、同盟関係は
かつてなく堅固だが、
改めて米国の拡大核抑止
(核の傘)の信頼性を
目に見える形で確認し合う
必要がある。
ニューヨークを
犠牲にしてまで東京を
守るかとの疑心暗鬼が
同盟に亀裂を生む
「デカプリング
 (切り離し)」を顕在化
させてはならない。

また、圧力路線を維持する
一方で、武力行使に対する
日本の立場は明確に伝えて
おくべきだ。
同時に、日本自身が
ミサイル防衛を含む拒否的
抑止力を迅速に強化する
必要もある。

第二に、鍵を握る中国への
働きかけだ。
難民や核の灰から最終段階
高高度地域防衛(THAAD)
配備や日韓核保有論まで
難題とジレンマに苦悩する
中国。
米国の武力行使を避ける
ため、北朝鮮への圧力を
強め、
「二つの停止」
(核・ミサイル開発停止と
 米韓合同軍事演習停止)に
仲介に動くとき
米韓はどうするか。
違法・合法云々で外交の幅を
狭める時ではない。
軍事演習はいつでも再開
できる。
来年2月の平昌五輪を奇貨と
する春の軍事演習の暫時
延期は試みる意味がある。

日中平和友好条約締結
40周年の来年、安倍首相が
訪中し、中国の協力を
引き出す外交が重要性を
増す。

圧力路線の継続か武力行使か、
あるいは対話か、来年は
重大な岐路に差し掛かる。
最悪の事態を想定し、
国民の安全を守るため
あらゆる手だてを講じて
おく必要がある。
そして、そうした事態を
起こさせない日本外交の
真価も問われる。
(小原雅博東大教授 論点 
 北朝鮮危機 外交の正念場
 讀賣新聞12/22 13(解説)面)

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2017年12月23日

ロシアでは自分を守るのは自分という心掛けが必要

'17年12月23日(土)
[ロシア] ブログ村キーワード

割った卵の中身は茶色
だった。
プリターと呼ばれるソ連
時代の電熱器具の上で
焼くと、異臭がした。
そしてできあがった
卵焼きを、学生時代の
記者と友人らは
「まあ、いいか」と言って
迷わず食べた。
今考えるとぞっとするが、
食糧事情が劣悪だった
1990年代のロシアでは、
普通だった。

当時おなかを壊した記憶も
ない。どのような食べ物も、
とにかく入念に加熱して
いたからだ。
ソ連崩壊後のロシアでは
病気になること以上に
不衛生な病院に行くことが
恐ろしかった。
むちゃな食生活でも、
そういった“原始的”な
対策だけは怠らず、健康
だった。

現在のロシアは食べ物は
豊富で、火を通す必要が
ないものも多い。
一方、食中毒でひどい目に
あうリスクも高い。
街は華やかになったが、
水道など
見えないインフラは劣悪で、
「野菜を水で洗ったために
 食中毒になる」ことも
あるという。

記者も失敗してきた。
2年前の極東での国際会議
では、モスクワの食堂で
持ち帰った鶏肉の総菜が
十分加熱されておらず、
現地に向かう飛行機内で
発症。
医師に入院を
強く勧められたが
「仕事にならない」として
拒否し、なんとか薬で
乗り切った。
最近も重要行事の合間に
似たようなことがあり、
冷や汗をかいた。
いつの時代も自分を守る
のは自分。
初心を忘れないでいきたい。
(黒川信雄)
(外信コラム 赤の広場で
 産経新聞12/21 8(国際)面)

posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする