2018年03月26日

さまざまの事おもひ出す桜かな・・・芭蕉

'18年3月26日(月)
[桜] ブログ村キーワード

三分咲きとか五分咲きとか、
桜の開花を
「数値化するのは
 無理な話」だという。
木は一本ごとに異なり、
見る人の感じ方も様々だ。
「ほころびかけてきた」
「笑いかけてるな」。
京の桜守(さくらもり)
16代目佐野藤右衛門さんは
代わりにそんな言い回しを
使うらしい
◆笑いかけ、とは何と
味わい深い表現か。
辞書には「花笑み」との
項目もある。
花風、花めく、花明かり・・・。
春、たおやかな日本語に
改めて感じ入る
◆その名にも祈りや思いが
にじむ。
浪分(なみわけ)桜。
東日本大震災の記憶を伝える
ために、宮城の主婦らが
毎春、津波到達地点で
植樹している。
5回目の今年は石巻など
3市町村で植えた
◆木は佐野さんが
無償で提供する。
祇園の夜桜として
知られる
京都・円山公園の
枝垂れ桜の種から
育てたものだ。
ソメイヨシノに比べて
格段に寿命が長い。
土地に根付けば、
1000年でも花を咲かせる
のだという
◆人が桜にひかれるのは
眺める度、うれしかったり
悲しかったり、共に
刻んだ記憶がよみがえる
からかもしれない。
<さまざまの事思ひ出す
 桜かな>(芭蕉)。
5月半ばの北海道・釧路
まで、笑顔がゆっくりと
列島を北上する。
(編集手帳 讀賣新聞3/25)
posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月25日

中国の「孔子学院」という侵出を目論んだ足掛かり

'18年3月25日(日)
[孔子学院] ブログ村キーワード

23日付小紙(産経新聞)は、
米共和党議員3人が、
中国政府が中国語普及の
拠点として世界各地に
展開する「孔子学院」の
監視強化法案を、
上下両院に提出したと
報じている。
中国共産党と政府の
価値観を宣伝し、
対外世論工作を行う党・
政府の公的出先機関と
いうのが実態だから
である
▼米連邦捜査局(FBI)も
今年2月、孔子学院が
中国のスパイ活動に利用
され、捜査対象となって
いることを明らかにした。
米大学教授協会も
2014年、孔子学院が
「学問の自由」を
脅かしていると指摘し、
各大学に対して
関係断絶を勧告している
▼16年5月、
安倍晋三首相と会談した
ドイツのメルケル首相は、
自身の地元にできた
孔子学院について
こう不満をあらわにした。
「孔子について学ぶ
 施設かと思っていたら、
 全然違った」。
共産党色のない孔子は、
目くらましなのである
▼孔子学院は日本では
平成17年10月、
立命館大に設置されたのが
最初で、現在は学院が
14カ所、教室が8カ所
開設されている。
実は小紙は早くから警鐘を
鳴らし、18年7月25日付
記事
「『友好』の舞台裏 
 中国の対日宣伝工作」
でも取り上げている
▼ただ、大学側の反応は
鈍かった。
当時の立命館大担当者にも
インタビューしているが、
次のような反応で警戒心は
薄いようだった。
「自国語の教育施設を
 一気に数年で世界に
 つくろうというのは
 中国の明確な国家戦略
 だと思う。
 それを分かったうえで
 『日本で一番初めに』と
 アプローチした」
▼だいぶ以前の話だが、
南京事件を研究する
私立大教授から
「『中国人留学生は
 ドル箱だから、
 中国の問題点には
 触れないでほしい』と
 大学に要請されて
 いる」と聞いた。
日本では、学問の自由、
学の独立よりも
中国への配慮が優先
されるのか。
(産経抄 産経ニュース3/24 05:04)
posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月24日

桜は大気汚染のない国で人々に見守られて咲き誇る

'18年3月24日(土)
[新田次郎] ブログ村キーワード

茨城県日立市ではまもなく、
映画『ある町の高い煙突』の
撮影が始まる。
新田次郎の同名の小説
(文春文庫)が原案である。
「高い煙突」とは、
旧日立鉱山の「大煙突」を
指す
▼かつて市のシンボルだった
煙突は、高さ156b、大正3
(1914)年の建設当時は
世界一だった。
平成5年に崩落し、
3分の1の高さになる。
植樹された
オオシマザクラに囲まれて、
現在も使われている
▼小説は実話を基にして
いる。主人公のモデル
となったのは、
地元の旧家出身の関右馬允
(うまのじょう)という人物だ。
明治後期に開業した
日立鉱山は、富国強兵を
掲げる政府の下、
銅の生産量を飛躍的に
伸ばしていた。
同時に精錬所から排出される
大量の亜硫酸ガスは、
農作物を枯らし、住民の
健康をむしばんだ
▼村のリーダーとなった
関は郷土を守るため、
粘り強く会社側と交渉して
いく。
ガスを高所から拡散する
しかない。
鉱山の創業者である
久原房之助は、気象観測の
結果に基づき、
社運を懸けて大煙突の建設を
決意する
▼新田が小説を発表した
昭和40年代前半は、
日本全国で公害問題が
深刻化していた。
その半世紀以上も前に
難題を解決していた、
夢のような話に引かれたと
いう。
日本人は公害については、
克服しつつある。
もっとも政治の世界では、
目の前に課題が山積して
いるというのに、対立を
あおる動きばかりが目立つ。
会社と住民が立場の違いを
乗り越えて、煙害に
立ち向かった史実は、
現在から見るとますます
「夢のような話」である
▼新田はあとがきでまず、
日立市天気相談所所長
だった山口秀男の名前を
挙げている。
気象庁職員時代の先輩に
あたる新田に、大煙突を
テーマに小説を書くよう
勧めた。
ちなみに、公明党の
山口那津男代表の父親で
ある。
(産経抄 産経ニュース3/23 05:4)
posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月23日

日本人は、日頃は静かでも、時には声を上げるべし

'18年3月23日(金)
[ドキュメンタリー映画] ブログ村キーワード

米アカデミー賞を受賞した
ドキュメンタリー映画
「ザ・コーヴ」が、
日本の一部映画館で
上映中止に追い込まれた
8年前の騒動は記憶に
新しい
◆和歌山県太地町の
イルカ漁を“告発”した
映画で、内容が反日的だと
告発した団体が街宣活動を
予告した。しかし、作品に
批判があるのなら、
言論表現を通じて反論する
のが民主主義社会の原則
である
◆「ザ・コーヴ」の主張に
異を唱えた映画
「ビハインド・ザ・コーヴ」
(八木景子監督)が今、
米国の動画配信大手などを
通じて世界に提供されている。
「日頃は静かな日本人が
 声を上げた」と注目された。
先月のロンドン・フィルム
メーカー国際映画祭でも
受賞作に選ばれた
◆監督は作品の中で
イルカ漁の批判者に、
なぜ食文化の違いを理解
しないのかと疑問をぶつけて
いく。
「問題への個人的感情は
 別として、物事には常に
 二つの見方があることに
 気づかされる」と評した
海外メディアもある
◆食文化から歴史認識まで
様々な分野で世界への発信が
問われている。
相手に真摯に向き合い、
疑問点は鋭く突く。
人々の心に届くのは、
そんなしなやかなメッセージ
だろう。
(編集手帳 讀賣新聞3/22)
posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月22日

米国の拳銃、日本の刃物 取扱注意

'18年3月22日(木)
[ビデオゲーム] ブログ村キーワード


米南部ミシシッピ州
モンロー郡で17日、
9歳の男児が14歳の姉の
後頭部に向け拳銃を発砲
した。
病院に運ばれた姉は、
18日に死亡した。
CNNなど米メディアは
警察当局の話として、
姉がビデオゲームの
コントローラーを渡すのを
拒否したのが、きっかけ
だったと報じた。
【ニューヨーク=橋本潤也】
(讀賣新聞3/21 7(国際)面)

posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする