2018年10月01日

ブラジルに生きるジャポネース・ガランチードの言葉

'‘18年10月1日(月)
[日本庭園] ブログ村キーワード

大学卒業後にブラジルへ渡り、
現地で造園の仕事に長年
携わってきた日本人男性の
話です。

――あるとき、軍の要職に
就いていたというブラジル人
男性から、自宅に日本庭園を
造る仕事を依頼されました。
以前から付き合いがあった
わけではなく、その仕事を
引き受けることで初めて
知り合った相手です。
庭が完成したとき、男性は
「なぜ、あなたに仕事を
 頼んだか」ということを
明かしました。
「子供のころ、私の家は
 貧しかった。
 そんな中、近所に住んでいた
 日本人のおばあさんが
 私をかわいがってくれて、
 よく家に遊びに行き、
 面倒をみてもらった。
 おばあさんに褒められると
 うれしいから勉強に励んだし、
 世の中のために働くことが
 大事だと教えてもらった
 からこそ、ここまで頑張って
 くることができた。
 自分の人生を支えてくれた
 おばあさんの思い出のために、
 日本庭園を造る人を探して、
 日本人のあなたを見つけ、
 庭造りを頼んだのだ」と――
(参考=丸山康則著
 『ブラジルに流れる
  「日本人の心の大河」』
 モラロジー研究所刊)

ジャポネース・ガランチード。
これはブラジルの人たちが
「日本人は信頼できる」という
意味で用いる言葉です。
そうした評価は、
このブラジル人男性の思い出の
中にあるおばあさんの姿のように、
名もなき無数の先人たちの
「周囲の人々へ向ける 
 温かいまなざし」や
「誠実な生き方」によって、
長い時間をかけて形づくられて
きたものなのでしょう。
(ニューモラルNo.590’18/10
 公益財団法人モラロジー研究所)

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2018年09月30日

中国海軍は太平洋を渡る飛び石を築こうとしている

'18年9月30日(日)
[中国海軍] ブログ村キーワード

米国防総省は(8月)16日、
中国の軍事・安全保障の
動向に関する年次報告書を
公表した。
報告によると、中国海軍は、
敵前上陸などを担う陸戦隊
(海兵隊)について、
現状の約1万人規模(2個旅団)を
2020年までに3万人規模超
(7個旅団)まで拡大させる計画
であることが判明した。

陸戦隊には新たに
「遠征作戦」などの任務も付与
されるとしており、
台湾の軍事的統一や尖閣諸島
(沖縄県石垣市)の占拠などを
視野に兵力を増大させている
可能性がある

報告書は、陸戦隊の拡大を
「中国海軍に関する昨年の
 最も重要な変化の一つ」と指摘。
中国が広域経済圏構想
「一帯一路」を展開し、
世界各地への影響力浸透を図る中、
海軍力の増強に力を入れている。

陸戦隊は中国が同構想をにらみ
海外に展開する軍事拠点の
「先遣部隊」の役割を担うとみられ、
昨年8月に北東アフリカの
ジブチに設置された中国軍初の
海外基地で既に活動が確認された
としている。

中国海軍は潜水艦の保有数を
現行の56隻から20年までに
69〜78隻に増強させるほか、
初のカタパルト装備の空母を
今年中に建造を開始する見通し。
 
報告書はまた、中国海警局
(沿岸警備隊)の船艇が昨年、
尖閣諸島の周辺12㌋内を
「10日に1回」の頻度で航行した
と指摘。南シナ海のスプラトリー
(中国名・南沙)諸島では
3つの人工島の軍事拠点化が
引き続き進行中であるとした。

報告書はさらに、中国空軍が
核兵器運用任務を正式に付与
されたとし、
大陸間弾道ミサイル(ICBM)、
潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)と
戦略爆撃機で構成される
核運搬手段の「3本柱」が
中国で初めて確立されたと指摘
した。

報告によれば、中国空軍は
戦略爆撃機による
長距離渡洋爆撃が実施可能な
範囲を急速に拡大させるとともに、
米国や同盟諸国への攻撃を
想定した訓練を進めているとした。
17年の中国の軍事予算は
1900億j(約21兆円)超。
28年の公式軍事予算は
2400億j以上になる見通しだ
としている。
【ワシントン=黒瀬悦成】
(産経ニュース8/17 21:51)

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2018年09月29日

ボランティア活動は損得計算で参加するものではないが

'18年9月29日(土)
[ボランティア] ブログ村キーワード

2012年のロンドン五輪・
パラリンピックには、
70カ国・地域から
約7万人のボランティアが
参加した。
日本からの約100人も
含まれている。
ロンドン在住の
経営コンサルタント、
西川千春さんもその一人
だった
▼女子卓球の団体戦で
日本代表が決勝進出を決め
初メダル獲得が確定した
瞬間に、通訳として
立ち会った。
号泣する日本選手を前に、
思わずもらい泣きしたそうだ
(『東京オリンピックの
  ボランティアになりたい
  人が読む本』イカロス出版)
▼2年後の東京大会を支える
ボランティアの募集が始まった。
組織委員会と東京都は、
計11万人の確保をめざしている。
世界中から訪れる
選手、観客に対して、
日本ならではの「おもてなし」
精神を発揮する絶好の機会で
ある。国籍や肌の色、世代を
超えた人たちとの出会いは、
その後の人生の大きな糧になる
のではないか
▼もっとも、真夏の炎天下で
タダ働きさせられる
「やりがい搾取」との批判も
ある。1日8時間、10日以上の
活動が求められるのは、
就職活動中の大学生や社会人に
とって、かなりハードルが高い。
ロンドン大会のボランティアに
24万人以上の応募があったのは、
有給休暇が取りやすく、
就活や勤務先で確実に
プラスの評価が得られるからだ
▼英国首相からは、
ボランティア一人一人に
感謝の手紙が届いた。
ロンドン中心部で行われた
英国選手団の祝勝パレードに
合流して、選手とともに
人々の祝福と声援を受けられる
「特典」もあった
▼ロンドン大会で
「人生最高の2週間」を
体験できたという西川さんは、
14年のソチ大会、16年の
リオデジャネイロ大会にも
駆けつけた。
東京大会でボランティアを
終えた人たちが同じ感想を
持てるかどうかで、大会の
成否が決まる。
(産経抄 産経ニュース9/28 05:00)
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2018年09月28日

貴乃花騒動、軍配は誰がどちらに上げるのか

'18年9月28日(金)
[貴乃花] ブログ村キーワード

昭和の角界を揺るがした
騒動の一つに
春秋園事件がある。
昭和7年、関脇天竜ら
32人の力士が、
相撲協会の改革を訴えて、
東京・大井の中華料理店
「春秋園」に立てこもった。
やがて協会を脱退して、
別の団体を結成する
▼後に前人未到の69連勝を
成し遂げ、不世出の大横綱
となる双葉山は、当時十両に
なったばかりの若者である。
恩人の夫人はこう諭した。
「本当に改革すべきことが
 あるのであれば、
 内部にいてそれを
 やるべきだ」。
「まったくそうだ」と
騒ぎから距離をおいていた
▼平成の大横綱、
貴乃花親方(46)は、
双葉山を深く尊敬してきた。
協会の改革を訴える、
親方の言動の根本には、
双葉山が説いた相撲道が
あった。
ただ残念ながら双葉山と違い、
適切な助言者に恵まれな
かった。あるいは、
いたとしても聞く耳もたな
かったのか。25日、協会に
引退届を提出し、角界から
去る決断を示した
▼弟子の傷害事件に
端を発したこれまでの騒動は
何だったのだろう。
親方は退職の理由について、
協会からのパワハラまがいの
圧力を挙げる。
一方の協会は、親方の主張を
真っ向から否定した。
両者はまったく歩み寄ることが
なく、残ったのは後味の悪い
結末だけである
▼引退後の双葉山は、
自ら騒動の主人公になった
ことがある。
敗戦のショックから、
新興宗教にのめり込み、
取り締まりの警察官相手に
大立ち回りを演じた。
もっともそれが、角界との
縁の切れ目とはならなかった。
「学問のない悲しさです」。
謙虚に反省した双葉山は、
やがて時津風理事長として、
大相撲の近代化と民主化を
断行する
▼終わったことは水に流して、
力を合わせて発展に尽くす。
相撲は本来、もっと融通無碍で
おおらかな世界ではなかったか。
(産経抄 産経新聞9/27)

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2018年09月27日

「ポンパ」という便利な機能を開発した企業が退出する

'18年9月27日(木)
[ウォームアップ] ブログ村キーワード

ウォームアップ
と聞いて分からない
人はほとんどいない
だろう。
競技や試合の前に行う
軽い体操のことを意味
するが、昔はテレビも
準備体操をしていた
◆家庭に普及し始めた
頃のテレビは
スイッチを入れても
すぐには映らなかった。
運動選手が
筋肉を温めるように
ウォームアップが
必要なためとされ、
この時間を大幅に
短縮したのが
日立製作所だった。
製品の愛称は
「ポンパ」という
◆スイッチを
ポンと押すと、画面が
パッと明るくなるから
ポンパ・・・
鳥のマスコットを
思い出す方もおられよう。
その日立が
薄型テレビの国内販売を
今秋をめどに終了する
という。
少しさみしい心持ちで
記事を読んだ
◆顧みれば1985年代の
貿易摩擦では
テレビも米政府からみると
悪役だった。
便利な技術は
大歓迎しながら、
貿易統計を眺めては
不均衡だと怒る。
そもそも
喜んで消費しているのは
どこの国の人たちか、
という議論は軽んじられた。
この怒りは
トランプ米大統領が
再燃させ、
各国を惑わすのは
昨今の紙面が伝える
通りである
◆対日本へ、準備運動に
余念のないことだろう。
あす(27日)
日米首脳会談が行われる。
戦々恐々とする。
(編集手帳 讀賣新聞9/26)
posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする