2017年11月27日

暑いとか寒いとか不平不満を言って一生が終わる

'17年11月27日(月)
[黒潮] ブログ村キーワード

芥川龍之介は、
仮名の形にも美醜や好悪の
情を覚えた。例えば
<「い」は落ち着いてゐる、
 「り」は如何にも鋭い>
と随筆に書き留めている。
文字を子細にながめたことの
ある人は、よく似た経験を
お持ちだろう

▼災難だったのが
「く」の字で、芥川は
文字のつくりを嘆いて
いわく
<折れ釘(くぎ)のやうに、
 上の文章の重量をちやんと
 受けとめる力に乏しい>。
縦書きしかない時代に生きた
文豪の、繊細な神経が
しのばれる。
罪のない文字に同情しつつ、
格調高い小言に深くうなずく

▼原稿用紙の上のみならず
地球儀の上でも煙たがられ、
やはり幸薄い仮名らしい。
本州の南側に
12年ぶりとなる巨大な
「く」の字が現れ、東海や
関東でのシラス不漁の責めを
負わされている。
本来なら太平洋を東北東へと
緩やかに流れる黒潮の帯が、
大蛇行している

▼不漁は「く」の字に伴う
海水温の変化が原因といい、
10月の台風による
高潮被害も大蛇行が災いした
という。
北太平洋で秋サケやサンマ漁の
実入りが乏しいと聞けば、
異変との相関が気になる。
潮の流れに折り目正しさを
求めても詮無いが、望ましい
コースはある

▼ものの本によれば、
深層水を含む海水は
約2千年で世界を循環する
という。過去の例から
「大蛇行は1年以上続く
 見通し」と聞いても驚か
ない。地球という大きな
浴槽をかき回せばこちらの
海で温度が下がり、
あちらの海で温度が上がる。
それが自然の摂理だろう

▼これから迎える
冬の食卓に大きな余波が
及ばぬ事を祈るのみである。
貝殻で海を量るのは慎むと
して、この星に間借りする
身は天地の異変に神経質で
ありたい。芥川には
<木がらしや目刺にのこる
 海の色>という句もあった。
よほど不安だったのだろう。
「く」の字は用いていない。
(産経抄 産経ニュース11/26 05:03)

生き物は地球の間借り人で
ある。
傍から見て頑張った人も
そうでなかった人も
寿命がくれば死んでゆく。
先祖から受け継いだ財産を
守っているからと言って、
自然は所有権にお構いなし。
人間同士が決めた約束には
頓着せず、遠慮なく破壊する。
悠久の家主である自然との
関係では、人は
一瞬で消える弱い立場の
間借り人である。

では、生きている間に
何をすべきか。
子孫を残し、親を看取る
ことである。
少子化と高齢化の問題に
いくらかは足しになる
だろう。
人としての権利を
主張する前に
生き物としての義務も
自覚しなくては
ならないと思う。

ノーベル賞なんて
歴史上、極少数の人にしか
あげられていない。
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2017年11月26日

信金も相手によっては本物の札束を渡すとは限らない

'17年11月26日(月)
[強盗] ブログ村キーワード

来月になると
年の瀬の慌ただしさに
巻き込まれる。
慌ただしさに紛れて
出回っているかも知れない
偽札にご用心!という話。

24日午後1時50分ごろ、
高知市神田の幡多信用金庫
神田支店に
黒いフルフェースの
ヘルメットをかぶった男が
押し入った。
女性客に刃物を突き付けて
「金を出せ。はようせんと
 殺すぞ」と脅し、
職員から紙幣とダミーの紙が
交ざった束を奪って
ミニバイクで逃走した。

高知南署によると、
束は約1千万円分の厚さと
みられるが、本物の現金は
表面と裏面の一万円札
各1枚だけで、被害額は
2万円だった。
同署は24日夜に強盗容疑で
高知市春野町弘岡中、無職、
近沢日出久容疑者(55)を
逮捕した。

午後2時すぎ、
約1.5`離れた高知市内の
交差点で、職員が投げた
カラーボールのしぶきが
付着したとみられる
ミニバイクが見つかって
いた。所有者が知人の
近沢容疑者に貸したと話し、
付近の防犯カメラの
映像などを調べた。
束は供述通り、市内の公園で
見つかったが、2万円は
なくなっていた。
支店には職員と客計7人が
いたが、いずれもけがは
なかった。
(産経WEST11/25 07:38)

1千万円の札束は、
1bの厚みになる。
犯人は
公園で札束をチェックして
本物を持ち去った。

強盗と同じ危険を冒せば
1日2万円の仕事は
あったかもしれない。
社会的制裁も併せて考えれば
強盗は割に合わない。
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2017年11月25日

そんなに高い食事代は習近平国家主席だって払えない

'17年11月25日(土)    
[好物] ブログ村キーワード

(産経新聞外信コラム)
私事ながら、
中国に赴任して1年余り、
体重が8`増えた。
50年ちょっとの人生で
初めての経験である。
まるで北京で
楽をしているかのようだが、
実情は正反対。心労が絶え
ない。

太った理由は一つ。
毎日、中国人スタッフが
ランチを作ってくれるのだ。
総局の狭い食堂で、
野菜炒めやマーボー豆腐、
回鍋肉などの家庭料理を
中国人職員たちと一緒に
食べている。

海外暮らしは長いが、
毎日、こんなにしっかりと
昼食を取った記憶がない。
シンガポールでは
よくバナナを食べていた。
バナナ・ダイエットなる
言葉があるなんて知る由も
ない。
効果てきめん、体重が激減
した。

さて、ふっくらした
習近平国家主席の好物は
何だろうと思って調べたら
羊肉だという。
出身地の陝西省の料理にも
よく使われる。
毛沢東は湖南省の紅焼肉
(豚の角煮)、ケ小平は
四川省の担担麺と、
いずれも故郷の料理が好物
だった。

習主席は陝西省の村で
食事をよばれたとき、
わざわざ90元(約1500円)を
払って領収書も書かせている。
庶民派、清廉さをアピール
したいのだ。

ならば…産経新聞の
人民食堂へどうぞ。
羊肉料理でも用意しま
しょう。
ただ、領収書はありません。
料金をいただいていません
から。代価は
「言論の自由を保障する
 こと」で結構です。
(藤本欣也)
(外信コラム 北京春秋
 産経ニュース11/22 14:00)

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2017年11月24日

大横綱白鵬、勝負にこだわり、審判に物言い

'17年11月24日(金)
[白鵬] ブログ村キーワード

大相撲九州場所11日目
(22日・福岡国際センター)

白鵬に土。
中途半端な立ち合いで
嘉風にもろ差しを許して
寄り切られ、全勝が消えた。
(中略)

「待った」通らず
不服の仁王立ち

圧倒的な強さを見せていた
白鵬が敗れた。
嘉風に一気に寄り切られて
土俵下に転げ落ちた。
ここからが異例の事態。
右手を挙げて抗議の意思を
示し、約1分間、
土俵上に戻らなかった。

確かに、もろ差しを
許した途端、
横綱は動きを止めた。
嘉風は
「横綱が力を抜いて
 『待った』だと
 思ったけど、
 行司も『残った』と
 言ったので行って
 いいんだと思った」。

八角理事長
(元横綱北勝海)は
「先場所の日馬富士と
 一緒だよね」と
渋い表情で振り返った。
その一番とは、
秋場所の3日目。
日馬富士が、琴奨菊の
手つきが不十分だと判断
して力を抜き、
相手の背中をたたいて
「待った」をアピール
したが立ち合いは成立。
一気に寄り切られた。

2場所連続で横綱の失態。
ざらに問題なのは白鵬の
行動だ。
嘉風が勝ち名乗りを受けて
花道を引き揚げる中、
土俵から下りるよう促す
審判を無視して仁王立ち。
支度部屋でも
「嘉風関も力を抜いたと思う。
 一回でも(ビデオを)
 見てもらいたかった」
と審判への不満をあらわに
した。

日馬富士の暴行問題で
大相撲に厳しい目が
注がれる中、
潔さのかけらもない
第一人者の行為。
後味の悪さばかりが残った。
(波多江航)
(讀賣新聞11/23 25(スポーツ)面)

ベテラン力士の立ち合いは
相手の力を削ぐ
高等戦術である。
この一番の行事は
立ち合いの成立を
しっかり見届けていた。
NHKの相撲放送の
ビデオでも
白鵬の立ち合いは
片手は土俵を掃くようでは
あったが、
両手をついていた。
それに、両者がぶつかる
前に、白鵬は嘉風の
右頬を左手で張っている。
立ち合いを容認する
意思があったことには
ならないのか。

八角理事長も
「(力士が)自分で
 決めてはいけない」
といっている。

参考
相撲の奥は深い、白鵬の母はもっと先を見ている 

posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月23日

領土拡大の野心を持つ中国で高齢者数も膨張している

'17年11月23日(木)
[高齢化社会] ブログ村キーワード

中国では2005年頃に
65歳以上の人の割合が
全人口の7%を超える
「高齢化社会」を迎えた。
35年頃には21%を超える
「超高齢社会」が到来する
見通しだ。

16年末の時点で、
中国の65歳以上人口は
日本の総人口より多い
約1億5000万人以上で
高齢化率は10.8%だった。

日本は1970年に高齢化社会を、
その約40年後に超高齢社会を
迎えた。
欧州連合(EU)でも
高齢化率は中国より高い。
しかし中国では20年ごろから
高齢化率が急上昇すると
予想されている。

中国では経済的に
豊かになる前に高齢化が
進んでおり、
こうした状況は
「未富先老」と呼ばれる。
貧しい高齢者や子供のいない
「空巣老人」(独居老人)を
支援するための政府の
財政負担の増加が
大きな問題になっている。

世界で最も早く高齢化が
進んだ日本には介護に関連する
制度やビジネスなどの蓄積が
あり、中国をはじめ各国が
日本のノウハウに注目する。

上海など一部地域では、
日本の介護保険制度にならった
制度が試行されている。
ただし全国に普及するには
課題が少なくないという。
(讀賣新聞11/22 6(国際)面)

一人っ子政策の影
中国の15年時点での
平均寿命は女性79.43歳、
男性73.64歳になった。

中国では伝統的に
「高齢者は家庭が面倒を見る」
という意識が強い。
政府が掲げる目標でも、
20年までに高齢者の9割を
自宅で介護するとしているが、
1979年から36年にわたって
続いた「一人っ子政策」の
影響で、
1人の子供が両親と両親の
親にあたる4人の祖父母を
支えなければならない
「4・2・1家庭」も少なく
ない。(以下略)
(同紙同面)
posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする