2017年08月03日

いかなる大国も他国に政権の隙を見せてはならない

'17年8月3日(木)
[トランプ] ブログ村キーワード

天下太平の世を例えて、
<五日一風(ごじついっぷう)
 十日一雨(じゅうじついちう
という。
五日に一度、穏やかな
風が吹き、
十日に一度、静かな
雨が降る。
そういう世の中のことだと、
中国の古い書物
『論衡(ろんこう)』にある
◆雨の降る理想的な間隔が
10日間だとしても、それは
あくまでも優しい雨の
ことであり、嵐ではない。
「旬日を出でずして」
(=十日たたないうちに
 早くも)という
慣用表現が、これほど
ぴったりくる出来事も
なかろう
◆天下太平ならぬ、
天下不穏の
“10日間”騒動である。
トランプ米大統領が、
10日前にみずから
広報部長に指名した
ばかりの投資家
スカラムチ氏を解任した
◆氏と確執のあった
プリーバス大統領
首席補佐官、スパイサー
報道官も先月、相次いで
辞任している。
要するにグチャグチャで
ある。
米政権内の混乱を
これ幸いとして、
抜け目のない北朝鮮などが
妙な策謀に動くことは
ないか、心配の種は
尽きない
◆言うなれば
“十日一嵐(じゅうじついちらん)
の記事に、
石川啄木の歌を重ねた。
<気の変わる人に仕へて/
 つくづくと/
 わが世がいやに
 なりにけるかな>。
トランプ氏を縁の下で
けなげに支える人々の、
心の叫びが聞こえぬでも
ない。
(編集手帳 讀賣新聞8/2)
posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月02日

球界の宝、早実清宮幸太郎選手、この原石をどう磨くか

'17年8月2日(水)
[高卒] ブログ村キーワード

「ミスタープロ野球」こと
長嶋茂雄さんが
高卒でプロ入りしていたら…。
往年の野球ファンにとって
これほど魅力的な
「歴史のイフ」はない。
千葉県の佐倉一高時代、
甲子園出場こそ逃したものの、
強打の三塁手として
スカウトの目に留まっていた

▼日経新聞の
「私の履歴書」によれば、
あこがれの巨人からも
誘いが来て、長嶋さんは
有頂天になっていた。
ところが堅物の父親は、
契約金の話しかしない
プロ野球球団にうんざりして、
勝手に立教大入学を決めて
しまう

▼プロ入りか大学進学か、
日本中の野球ファンが、
早実の清宮幸太郎内野手の
去就に注目している。
先月30日の
西東京大会決勝で、早実は
東海大菅生に敗れて、
2年ぶりの甲子園出場を
逃した。
清宮選手は、新記録となる
高校通算108号本塁打にも
届かなかった

▼それでもスーパースター
候補であることには
変わりはない。
長嶋さんは
「できれば早くプロ野球に
 入ってほしい」と熱望
する。確かに、
早実の大先輩である
「世界のホームラン王」
王貞治さんの名前を挙げる
までもない。イチロー、
ダルビッシュ、田中将大、
前田健太と、
メジャーリーグでは
「高卒組」の日本選手の
活躍が目立つ

▼ただ清宮選手は、
勉学にも懸命に取り組んで
きた。系列の早大のほか、
海外の大学も視野にいれて
進学の方針を固めた、
との報道もある。
早大の通信教育課程
「eスクール」を利用
しながら、プロ入りする
選択肢も残されている

▼もっとも他の世界に目を
移せば、プロと大学生の
「二刀流」は珍しくない。
このほど羽生善治王座への
挑戦権を獲得した
将棋の中村太地(たいち)
六段は、早実在学中に
プロ入りし、早大の卒業生
でもある。囲碁の若手有望株、
一力遼七段も早大の学生である。
(産経抄 産経ニュース8/1 05:04)
posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月01日

良くも悪くも政治の足並みは揃えなければ攻め込まれる

'17年8月1日(火)    
[ブレーン] ブログ村キーワード

関ケ原の戦いに
勝利した徳川家康にとって、
残る気がかりは豊臣家の
存在だった。
そこで目をつけたのが、
秀吉の遺児、秀頼が
再建した京都・方広寺
大仏殿の釣り鐘である。
刻まれている銘文
「国家安康」が、
家康の名を分割して
呪うものだと、
言いがかりをつけた

▼この事件が、
大坂の陣の原因となり、
豊臣家の滅亡につながって
いく。
実は鐘の銘文について
家康に知恵を授けたのは、
南禅寺の僧、金地院崇伝
(こんちいん・すうでん)
だったといわれている。
当時、「黒衣の宰相」の
異名を取った、家康の政策
ブレーンである

▼トランプ米大統領に
とっても、ブレーンの存在は
欠かせない。
そのなかでも政権の要の
役割を果たしてきた、
プリーバス大統領首席
補佐官が更迭された。
すでに政権発足以来、
国家安全保障問題担当の
補佐官や大統領報道官、
FBI長官など、解任、
辞任が相次いでいる

▼トランプ氏はさらに、
セッションズ司法長官への
不満を公言してきた。
一部のメディアは、
ティラーソン国務長官
辞任の可能性さえ報じている。
高官同士のいがみ合いも
表面化し、情報漏洩が相次ぐ
要因にもなっている

▼家康の死後、その神号に
ついて論争が起きた。
崇伝が「明神」を
主張したのに対して、
やはり家康の側近だった
僧の天海は、「権現」を
持ち出して一歩も引かない。
結局、家康は「東照大権現」
としてまつられることに
なった。
家康の神格化は、幕府の
治世の安定に大いに貢献
した

▼それにひきかえ、
トランプ政権内で生じた
深い亀裂は、米国の大統領の
権威を失墜させるばかり
である。
治世の安定にはほど遠い。
政権の弱体化は、世界情勢の
さらなる不安定を招きつつ
ある。
笑いがとまらない、あの国、
この国の指導者たちの顔が
思い浮かぶ。
(産経抄 産経ニュース 7/31 05:03)

政治の足並みが揃わない
のは、アフリカの草原で
四肢に怪我をした
草食動物のようなもの。
肉食動物の格好の獲物に
なる。

わが国も関係が問題の
国から、政治工作を
仕掛けられている節が
ある。
posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月31日

社会に甘える行為が非道徳的な社会をつくる

'17年7月31日(月)
[車いす] ブログ村キーワード

スーパーの入り口付近にある
障害者用駐車スペースに、
「車いすマーク」の
ステッカーを貼った車が
入って来た。
車から降りた人たちを見て
驚いた。
全員が健常者だったからだ。
直後に、同じマークを貼った
別の車が来たが、
遠くの場所に駐車していた。
その車には、
車いす使用者が乗っていた。

車いすマークは、
ホームセンターや
インターネット通販で
誰でも簡単に買えるようだ。
障害者用の駐車スペースに
障害者以外の人が駐車
しても罰則はない。
最終的には道徳の問題
なのだが、これでよいの
だろうか。
マークや駐車スペースの
不正使用に、何らかの
規制を行うべきではないか。
(茨城県牛久市 公務員
 沼尻正宏さん47)
(讀賣新聞7/29 14(投書)面)


タバコのポイ捨ても、
ゴミ集積場への指定に
反した持ち込みも、
道徳違反の問題ではないか。
現認されなければよい、
ということであれば
なおさらである。

宗教養育をしない
わが国では、道徳の乱れは
社会の乱れにつながる
由々しき現象である。
posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月30日

世論を誘導して国家を混乱させる人たちがいる

'17年7月30日(日)
[世論調査] ブログ村キーワード

「天下の楫(かじ)を取る
 者が悪くいわれるのは、
 むかしからのことで、
 気にはしていない。
 なれど、疲れてきた……」。
作家、池波正太郎さんは
代表作の一つ『剣客商売』で、
時の最高権力者だった老中、
田沼意次にこう苦笑させる。
小欄にはとんと縁のない話
だが、人の上に立つのも大変
である

▼田沼は商業を重視し、
鉱山や蝦夷地(北海道)の
開発を進めた改革派だった。
外国との貿易を拡大して
景気をよくした半面、
賄賂が横行する
「田沼政治」を敷いたと
批判され評判を落とした。
もっとも賄賂の件は、
既得権益を守りたい
政敵たちの言いがかりだ
との説も根強い

▼産経新聞社とFNN
(フジニュースネットワーク)
22、23両日に実施した
合同世論調査では、
安倍晋三首相を
「信頼している」との回答が
3割を切った。為政者に
対する不信は深刻な域に達
している

▼フィレンツェの政治思想家、
マキャベリはトップの資質を
論考した『君主論』で
「人はみな外見だけで
 あなたを知り、
 ごくわずかな人しか
 じっさいにあなたと
 接触できない」と指摘し、
こう説く。
「人はただ結果だけで
 見てしまう」

▼ならば結果を出すことで
信頼を取り戻すしかないが、
現状はどうか。
28日には、6月の有効求人
倍率が43年4カ月ぶりの
高水準となったことや、
就業者数が54カ月連続で
増加したことが発表された。
第2次安倍内閣発足以降、
日経平均株価は倍増し、
自殺者は減り、
今年4月1日現在の大学生
就職率は過去最高を記録した

▼結果は出ているにも
かかわらず、内閣支持率が
低下しているのはなぜか。
既得権益を手放したくない
守旧勢力が、安倍政権を
おとしめるために仕掛けた
レッテル貼りと印象操作は、
具体的成果すら見えなく
してしまう。
(産経抄 産経新聞7/29)
posted by (雑)学者 at 08:06| 千葉 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする