2018年07月13日

生活の利便性向上が子供の学力低下になっている

'18年7月13日(金)
[学力] ブログ村キーワード

日頃から規則正しい生活を
促し、子供が学習に
取り組みやすい環境を整える
ことが大切だ。

親の年収や学歴が
子供の学力にどのような
影響を及ぼすのか。
文部科学省が調査結果を
公表した。

小学6年、中学3年を対象に
した昨年度の全国学力テストと、
併せて行った
保護者12万人のアンケートを
研究者らが分析した。

国語、算数・数学の
平均正答率は、親の年収が
多いほど高かった。
2013年の前回調査と同様の
傾向にある。
家庭の経済状況が学力に
影響していることの表れだ。

小学6年の算数の応用力を
測る問題で、家庭の年収が
1500万円以上の児童の
平均正答率は59%だった。
200万円未満の家庭の児童は
36%にとどまった。

親が高学歴の場合も、
子供の正答率は概ね高い
傾向にあった。

家計に余裕があれば、
塾などに費用をかけやすい。
子供が幼少の頃から、
進学に対する親の期待が
高いこともあるのだろう。

一方で、親の年収や学歴が
高くなくても、規則正しい
生活習慣のある子供の
成績は、概して良好な点にも
注目したい。

「決まった時刻に起きるように
 している」
「毎日朝食を食べさせている」
「計画的に勉強するよう
 促している」。
保護者アンケートで、
これらの項目に当てはまる
家庭の子供たちだ。

活字に接する習慣があるほど、
学力が高い傾向も鮮明に
なった。
好成績の子供の親は、
「小さい頃、絵本の
 読み聞かせをした」
「本や新聞を読むように
 勧めている」などと
回答する割合が高かった。

新聞記事などの内容について、
親子で話せば、社会への
関心がより高まるだろう。

学校の役割も大きい。
今回の調査では、
家庭の経済状況に
かかわらず、
全体的に子供の学力が高い
小中学校の特徴を分析した。
教師が家庭学習をきめ細かく
支援し、放課後の個別指導も
手厚く行っているという
共通点があった。

毎日、宿題のノートに教師が
助言を書き入れて返すなど、
地道な取り組みが重要である。
生活指導に力を入れ、
親や地域と信頼関係を
築く努力も欠かせない。

教師が忙しすぎるとの指摘が
ある中、必要に応じて
教職員を重点配置するなど、
柔軟な対応が求められる。
自治体やNPO(非営利組織)に
よる放課後の学習支援活動も
拡充したい。

家庭環境に目配りし、
丁寧な指導で学力の底上げを
図る。
それが公教育の責務である。
(社説 子供の家庭環境
 讀賣新聞7/12 3(総合)面)


個室を与えられていて、
帰宅すれば、ゲームに
没頭できる。
家事は手伝わなくても
よい。
勉強できる境遇は
勉強の妨げになっている。
posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月12日

豪雨が降り続けば激甚災害になるという危機意識を

'18年7月12日(木)
[洪水] ブログ村キーワード

全国紙
「家も財産もすべて
 流された。
 両親も妻子も失った。
 嘆き悲しむ者は数を
 知らず」。
現在の群馬県太田市にある
青蓮寺(しょうれんじ)
住職が記した
『寛保洪水記録』の
一節である
▼江戸中期、
徳川吉宗の治世だった
寛保2(1742)年に
関東甲信越地方を襲った
大水害の被害を記録した
ものだ。暴風雨によって、
千曲川や利根川、荒川、
江戸川で洪水が発生し、
100万都市だった江戸は
水没した。
死者は2万人を超えた
といわれ、江戸期最悪の
水害の一つに数えられる
▼西日本を中心とした
豪雨による死者は、
12府県で計150人を超えた。
平成で最悪の大水害である。
瀬戸内海に浮かぶ小さな
島では、小学生の姉妹が
家ごと土砂にのみ込まれた。
300人の島民にとって、
宝物のような存在だった。
「なんで
 こんな場所におるん」。
広島県熊野町では、
婚姻届け出したばかりの
妻の遺体の前で、
54歳の男性が泣き崩れた
▼土砂崩れの現場では、
今も安否不明者の捜索が続く。
豪雨とは打って変わって、
被災地は厳しい暑さに
見舞われている。
避難所では、体調不良を
訴える声が上がり始めた
▼幕府は、江戸の町々の
名主に船を出させて
救助活動を行った。
町奉行は料理茶屋の
経営者に
炊き出しの代行を命じた。
もっとも被災者にとって
頼りになったのは、
むしろ
自らも被災した江戸の
人々である。
「施行(せぎょう)」と
呼ばれる
寄付金や援助物資が
続々と届けられた。
食料から衣料や紙まで
広範囲にわたる。
三井越後屋(三越の前身)は、
金100両分の握り飯を
配った。
(『天、一切ヲ流ス』
 高崎哲郎著)
▼幕府は、被害が
小さかった西日本の大名に
「手伝い普請」、つまり
被災地の復旧工事を命じた。
今回は、東日本が
手を差し伸べる番である。
(産経抄 産経ニュース7/11 05:00)


東北地方ブロック紙
連日のニュースに驚く
ばかりだった。
西日本を中心に12府県で
100人以上が亡くなった
豪雨災害。
大規模な土砂崩れで
集落が埋もれ、見渡す
限りの家々が軒まで
水没し孤立するなど、
大水害が広い地域で
ごく短い時間に起きた
▼多くの自治体で
3日間の雨が500_
前後に達し、1000_を
超える想像のつかぬ量が
降った所も。
目が覚めたら、家に
水がごうごうと流れ込み、
2階に逃れて助かった
人がいる。浸水に追われ、
2階の押し入れで愛犬と
2晩過ごした人もいるそうだ
▼「(神戸で体験した)
 阪神大震災より水が怖い」。
ベランダで救出された
被災者のこんな談話があった。
阪神などの直下型地震で、
避難する暇もない激震が
報じられてきた。
今回の豪雨でも、不意打ち
同然に巻き込まれた
犠牲者が多いのでは
▼気象庁が6日夜に
発令した大雨特別警報。
「経験したことの
 ないような大雨で、
 重大な危険が迫った
 異常事態」と
身を守る対処をテレビで
呼び掛けた。
各地の行政無線なども
伝えたはずだが、
夜間にどれほど効果が
あったか
▼3年前、記録的豪雨が
降った宮城県にも
特別警報が出された。
仙台市が深夜から未明、
約41万人を対象に
避難の指示、勧告を伝えた。
実際の避難者はわずか
約3千人。
「豪雨」への意識、備えを
変えなくては。
(河北春秋 河北新報ONLINE NEWS‘18/7/10)
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2018年07月11日

激甚災害常襲国日本は住むには向かない国になったのか

'18年7月11日(水)
[西日本] ブログ村キーワード

擬音語(例ワンワン)や
擬態語(例キラキラ)を
総称して、オノパトペという。
動物の鳴き声などとは違って、
雨のそれはいくつもある
◆しょぼしょぼ/しとしと/
ぽつぽつ/ぱらぱら/
ばらばら/ざあざあ・・・と
勢いを増していく。
辞書をさがしまわっても、
それ以上の強い表現は
見つからない。
ざあざあでは足りないだろう。
どれほど暴力的な降り方
だったのだろう。
西日本を中心とした
記録的な大雨で、亡くなった
人がきのう(9日)の夜
までに110人を超えた
◆広島、岡山、愛媛3県の
被害が大きい。
雨はやんだものの、
72時間雨量で広島、愛媛
では500_前後を記録した
地域がある
◆学齢期の教科書に
「瀬戸内式気候」とあった
のを思い出す。
温暖で雨が少なく、平均の
年間降水量は1000_と少し。
その半分がわずか3日で
降ったことになる。
山と川。あるいは水路や
下水道といった水の循環を
たもつ装置が、一気に崩壊
して不思議のない水量である
◆昨年の九州北部豪雨といい、
夏の雨がおかしい。
激しいその降り方は辞書にも
ない。教科書にもない。
気候はすっかり変動して
しまったか。
ならば、どう対処しよう。
(編集手帳 讀賣新聞7/10)
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2018年07月10日

身内が土地を買うと腹が痛い、という韓国のことわざ

'18年7月10日(火)
[W杯] ブログ村キーワード

【韓(から)くにだより】
日本では近年、サッカー
人気が盛り上がっている
ようだ。
外から見てそう感じる。
今回のサッカー・ワールド
カップ(W杯)ロシア
大会での日本のテレビの
絶叫放送など、日本もとうとう
韓国並みになったようだ。

サッカーでは昔から韓国が
「アジアの盟主」を自任してきた。
しかし韓国では近年、野球人気が
上昇し、子供たちや若い女性の
間では
「サッカーより野球が
 カッコいい」という声を聞く。

プロ野球のスタンドは
満員なのにサッカーのKリーグは
がらがら、といった風景をよく見る。
それでも国際試合となると
盛り上がる。

そうしたせいもあるのだろうか、
今回のW杯では日韓の立ち位置が
逆転してしまった。
日本にやられたとなると韓国の
“サッカー世論”は微妙である。
国際舞台でのサッカーは
ナショナリズム(愛国心)激突の
場だが、とくに何事につけ日本を
意識すると異様に闘志を燃やす
韓国だけに、どこか
心落ち着かない展開となった。

韓国には
「身内が土地を買うと腹が痛い」
ということわざがある。
「知り合いや隣にいいことが
 あるとシャクにさわる」
という意味で日常的によく聞く
話だが、今回のW杯はまさに
そんな気分だった。

そんな欲求不満を背景に、
対ポーランド戦での日本の
時間稼ぎ作戦は
“たたきがい”があった。
この時、韓国はすでに
1次リーグ敗退が決まって
いたのだが、
韓国のテレビ中継はまるで
日本のせいで韓国が損を
したかのような雰囲気だった。
解説者の安貞桓
アン・ジョンファン
 2002年日韓共催W杯の
 時のヒーロー)は
「韓国は美しく敗退したが
 日本は醜く
 決勝トーナメントに
 進んだ」などと
ひどい嫌みをいっていた。

ところが前日の試合で、
韓国がドイツに勝っていたため
この憂さはいつの間にか
吹っ飛んだ。
「世界に衝撃」「韓国の底力」…と
大騒ぎとなり、決勝トーナメント
開始を前に帰国した韓国選手団は、
敗退にもかかわらずまるで
凱旋将軍のように歓迎された。
もう日本などどうでもよくなった。

しかし日本をめぐっては
第2幕があった。
決勝トーナメントの日本・
ベルギー戦は地上波3局
すべてが生中継したが、
試合は世論の期待(?)に反し
日本優勢の展開となった。
これではますます「腹が痛く」
なる。
「ベルギーがんばれ!」の
雰囲気ありありだった。

結果は周知のように、
後半ぎりぎりのところで
日本は2対3で逆転負け
したのだが、ベルギーが
逆転のゴールを挙げたとき、
KBSテレビの解説者は何と
「感謝(カムサ)
 ハミダ(ありがとう)!」
「感謝ハミダ!」…と
ベルギーに対する感謝を
繰り返し絶叫したのだ。

これにはさすがに視聴者も
驚いたようだ。
最大手紙「朝鮮日報」
(4日付)はスポーツ記者の
コラムで
「公営放送の偏向解説」
「日本をけなしたから
 といって韓国が強くなる
 わけではない」と
たしなめていた。

「朝鮮日報」のこの日の
1面(!)のメイン写真は、
日本チームが敗戦後、
ゴミひとつなくきれいに
片付け、ロシア語で
「スパシーバ(ありがとう)」
と書かれた感謝のカードまで
残していったロッカールームの
様子だった。
この報道には脱帽である。
(ソウル駐在客員論説委員 黒田勝弘)
(産経ニュース7/8 20:50)

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2018年07月09日

米中貿易戦争、中国に低姿勢という戦術の転換も

'18年7月9日(月)
[貿易戦争] ブログ村キーワード

【米中貿易戦争】

米中両国が
互いに追加関税を掛け合う
「貿易戦争」に発展したことで、
日本、韓国などから
中国に部品を送って
ハイテク製品を組み立て、
米国など世界の
最終消費地へ輸出する
「国際分業体制」は
危機に陥りそうだ。
人件費の安い
東南アジアなどへ生産拠点の
流出が加速し、中国が
「世界の工場」の地位から
転落するシナリオが現実味を
帯びる。

米国が6日発動した
追加関税の対象は自動車や
産業用ロボット、半導体など
818品目。
トランプ米大統領は
対象拡大を示唆しており、
スマートフォンなどが
新たに含まれる可能性が
ある。

ハイテク製品の生産、輸出で
国際的な役割分担は
2008年のリーマン・ショック
以降、進んだ。
中国は安い人件費で大量の
労働力を動員でき、
スマートフォンの世界生産の
8割、薄型テレビの5割を
担っているとの試算もある。

半導体など電子部品の
日本から中国への輸出も多く、
財務省の貿易統計によると、
平成29年度の輸出額は
1兆613億円と中国向け
輸出全体(15兆1873億円)の
7.0%を占め、
品目別のトップだった。

ただ、中国の対米輸出品に
追加関税が課されたことで、
中国生産のうまみは小さく
なってくる。

第一生命経済研究所の
熊野英生首席エコノミストは
「中国国内の人件費高騰で
 始まっていた生産拠点の
 ベトナムなどへの移転が
 さらに進む」と指摘。
6%台の成長率を誇る
中国経済にブレーキが
かかる恐れもある。(山口暢彦)
(産経ニュース 7/7 19:53)

posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする