2017年08月13日

どの国も国防に最も効果的な方法を実践しているのに

'17年8月13日(日)    
[北朝鮮] ブログ村キーワード

もし2年前の9月に、
集団的自衛権の限定行使を
容認する安全保障関連法が
成立していなかったら
と考えると、
盛夏であるのに寒気立つ。
北朝鮮が米領グアム周辺へ
の中距離弾道ミサイル発射
計画を公表し、ミサイルの
日本上空通過も予告した件
である。
危機は目の前に迫っている

▼小野寺五典防衛相は
10日の国会閉会中審査で、
北朝鮮が実際にミサイルを
発射した場合、
安保関連法に基づき集団的
自衛権を行使できる
「存立危機事態」に認定し、
自衛隊が迎撃することは
可能だとの認識を示した。
一部の新聞は「拡大解釈」
だとの悠長な懸念を伝えたが、
なに相手にすることはない

▼「日本の安全保障にとって、
 米側の抑止力・打撃力が
 (攻撃を受けて)欠如する
 ことは、日本の存立の
 危機に当たる可能性が
 ないとはいえない」。
こう淡々と述べた小野寺氏の
説明は分かりやすかった。
グアムは、日本有事の際の
米軍来援の拠点なのだから
当然である

▼安保関連法案の審議時には、
多くのマスコミやテレビ
コメンテーターらが
「なぜ今なのか」
「どうして急ぐのか」
「議論が足りない」などと
かしましかったが、
当時もそれ以前も北朝鮮は
着々と核・ミサイル開発を
進めていた。
少しは自分たちの不明を
恥じてはどうか

▼「座して自滅を待つべし
 というのが憲法の趣旨だ
 とは考えられない」。
鳩山一郎首相(当時)は
昭和31年、
敵基地攻撃能力の保有は
合憲だとの政府統一見解を
出し、歴代内閣も踏襲して
いる。安倍晋三首相は6日、
「現時点で具体的な検討を
 行う予定はない」と
述べたが、ここは
「君子は豹変す」でいく
ことを勧めたい

▼安全保障の要諦は、実は
誰でも知っている。
「備えあれば憂いなし」。
この一言で足りるのである。
(産経抄 産経ニュース8/12 05:03)
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2017年08月12日

やめてほしい、わが国の頭越しの米と北朝鮮の核戦争

'17年8月12日(土)
[北朝鮮] ブログ村キーワード

中世史家の藤木久志さんの
著書『戦国の作法』で、
「言葉戦い」という語を
知った。
源平合戦の時代、実際の
戦闘に先立ち、双方が
口汚く罵り合うのが習わし
だった。
たとえば『平家物語』は、
源氏が平氏から瀬戸内海の
制海権を奪った
「屋島の戦い」を
こう伝えている

▼平氏側が相手の総大将で
ある源義経をまず挑発する。
「みなし子」
「こがね商人の所従(家来)」
「奥州へおちまどひし
 小冠者か」。
源氏側もすぐ応酬する。
「北陸道にさまよひ、
 乞食して、なくなく
 京へのぼ(ッ)たりし
 物か」。
北陸で木曽義仲に敗れて、
京都に逃げ帰った平氏を
からかった

▼トランプ米大統領と
北朝鮮の金正恩政権との
「言葉戦い」が
エスカレートしている。
「これ以上、米国に
 いかなる脅しも
 かけるべきでない。
 (さもなければ)
 北朝鮮は炎と怒りに
 見舞われる」。
北朝鮮は聞くに堪えない
罵詈雑言を国際社会に
浴びせてきた。
そのお株を奪うような
トランプ氏の脅し文句で
ある。
さらにツイートには、
核戦力行使の可能性まで
書き込んだ

▼北朝鮮が黙っている
はずがない。
米軍基地のあるグアム島
周辺の海上への、
弾道ミサイル4発
同時発射を検討している、
と宣言した。
「島根県、広島県、高知県
 の上空を通過する」
「日本列島を瞬時に焦土化
 できる能力を備えた」
などと、米国の同盟国、
日本への恫喝も忘れない

▼米朝双方引くに引けない
チキンゲームの行方が、
ますます見えなくなった。
「驕(おご)れる者久し
 からず」。
「作法」知らずの
国家指導者に、人の世の
(ことわり)を説いても、
馬の耳に念仏であろう

▼「言葉戦い」では済まなく
なる事態、すなわち米朝衝突
のリスクが高まりつつある。
戦後最大の危機に対して、
日本の備えは万全なのか。
(産経抄 産経ニュース8/11 05/15)

わが国を脅かすのは
森友なのか、加計なのか、
日報の公開問題なのか。
政治家の
平和ボケの方が怖い。

参考
 文中のなくなく、には
 二文字繰り返し記号が
 使われているという。
 この記号は縦書き用につき
 なくなくにした。
posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月11日

ファイアストーンCC「61」、ウッズと松山の攻略法

'17年8月11日(金)
[松山英樹] ブログ村キーワード

6日(日本時間7日)、
オハイオ州
ファイアストーンCC
(7400㍎、パー70)。
松山英樹(25=LEXUS)が
タイガー・ウッズ(米国)に
肩を並べた。
1イーグル、7バーディーで
13年のウッズらが記録した
大会記録に並ぶ「61」を
マークし、通算16アンダーの
264で、今季3勝目。
(日刊スポーツ8/8 1面抜粋)

松山は、ミドルとロングの
ホール14のうち、
8ホールで1イーグル、
7バーディーを記録して
いる。
ウッズは、ミドルとロングの
ホール14のうち、
6ホールで1イーグル、
5バーディーを記録し、
4つのショートホールの
2つでバーディーを
取っている。

ウッズが「61」で回ったとき、
同じ組でプレーした松山は、
3バーディー、1ボギーの
「68」だったが、
ウッズのゴルフに異次元を
感じたという。
(各ホールの打数は同紙から)

松山は、ショートホールや
短めのミドルホールの攻略に
伸び代が期待できるように
思う。

今回も、ロングホールや
長めのミドルホールに
強かったように思う。


参考
開催コース概要 
The winning scorecard 
posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 🌁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月10日

インドで暮らすなら、巻き込まれないようにしたい

'17年8月10日(木)    
[魔女] ブログ村キーワード

インドには、魔女狩りが
存在する。今月1日にも、
世界遺産タージ・マハルが
ある北部
ウッタルプラデシュ州
アグラに近い村で発生し、
62歳の女性が男らに暴行
され、死亡した。

現地の警察によると、
このダリット(不可触民)
の女性は、夜中に屋外で
用を足そうと家を出た際に、
上位カースト集落に迷い
込んだ。認知症のため、
住民にきちんと説明できず、
魔女だと誤解されたという。

この女性が魔女と疑われた
のには、別の事情もあった。
最近、この州や隣接のデリー
首都圏などで、
女性が何者かに髪の毛を
切られたと訴えるケースが
相次ぎ、魔女の仕業だとの
噂が広まっていたのだ。

実際には、多くのケースは
世間の注目を集めるための
真っ赤なウソだったことが
警察の調べで判明しており、
申告者が仲の悪い別の家族を
村から追い出すため
魔女疑惑を口実にしようと
していた例もあった。
今回の事件の容疑者の
母親も、被害に遭ったと
話していたが、警察は、
容疑者の犯行を事件後に
正当化するための自作自演
とみている。

インドでは、こうした
魔女に関する迷信や虚言が
あちこちで語られ、
魔女にされた女性が時々、
殺害されている。
ある地元記者は
「視聴率ほしさに迷信を
 あおる報道をする
 低レベルのテレビもある」
と怒りをあらわにした。
(岩田智雄)
(外信コラム ガンジスのほとりで
 産経ニュース8/9 07:28)

posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月09日

昨今の自然災害は気象キャスターを花形職業にしている

'17年8月9日(水)
[倉嶋厚] ブログ村キーワード

倉嶋さんのこと

トランプ米大統領が、
17日間の夏休みに入った。
かつてオバマ前大統領が
10日間の夏休みを取った際、
散々批判したことを
すっかり忘れているようだ。
たとえば、このニュースを
コラムのネタにしたとする。

▼頼りになるのが、
気象キャスターの先駆けで
エッセーの名手でもあった
倉嶋厚(あつし)さんである。
倉嶋さんの
『季節おもしろ事典』に
よると、日本人が本格的に
夏休みを取るように
なるのは、明治6年ごろ
からだ。政府が出した
令達によってまず役人が
休み、やがて学校に
夏休みができた

▼「西欧を見習おう」
とする明治政府の方針の
一つだった。
もともと夏は、田の草取りで
忙しい季節である。
「だから暑さを避けて
 仕事を休むという発想は、
 日本人から生まれて
 こなかったのだろう」。
93歳で亡くなった
倉嶋さんの著作から、
日本の風土にまつわる蘊蓄を
どれほど利用させて
もらったことか

▼昭和19年に気象技術官
養成所を卒業した
倉嶋さんは、海軍技術少尉
となる。
「気象士はいいなあ」
「いえ、私たちもいずれ
 死にますよ」。
勤務していた京都の特攻隊の
訓練基地では、こんな会話が
交わされていた

▼特攻隊員たちとともに、
鹿児島県の鹿屋(かのや)
航空隊に転属になる前日に
終戦を迎えた。
約40年後、気象庁の主任
予報官から
鹿児島地方気象台長に転じた
倉嶋さんは、まず自衛隊の
鹿屋基地に挨拶に行った。
飛行場を見たとき、涙が
あふれて止まらなかった

▼「気象人として最後に
 気象事業の最前線で、
 精一杯戦うことが
 できるのはしあわせ」。
定年までの2年間、
「台風の防人(さきもり)」を
自任していた倉嶋さんは、
こう語っている。
台風5号は鹿児島県の
東海上を北上し、九州は
再び暴風雨にさらされた。
気象台では、後輩たちが
懸命に戦っている。
(産経抄 産経ニュース8/7 05:03)

祖母は中学生の孫に
紙切れを渡した。
文字を知らない自分の
代わりに、
これから言うことばを
書いてくれ、という。
大日如来様、お地蔵様、
ラジオ様、ガス様、電話様・・・。
いぶかる孫に祖母は言った。
「みんな私の神様、仏様だ」
◆おばあさんの薫陶を
受けたのかも知れない。
雨風はときに迷惑な乱暴も
働くが、その人は
好んで胸にしみいる
雨を語り、趣のある風を
つづった。
美しい日本の四季に
添えられた“様”の一字を
感じ取った方は多かろう
◆気象キャスターの
草分けでエッセイストの
倉嶋厚さんが
93歳で亡くなった
◆その語り口を
懐かしく思い出す。
背後から差し込む光が
前方の雨粒に反射する
虹の原理を説いて――
<日の指す方角ばかり
 探している人に、
 虹は見えないのです>。
砂漠に咲く花を語って――
<何年も奇跡の雨を待つ。
 そういう人生もあるの
 でしょう>。
73歳で予期せぬうつ病を
患い、乗り越えて――
<人生の長期予報は
 当たりません>。
それでも、死んではいけ
ない。
<やまない雨はないの
 だから>と
◆予報にない雨風にも
見舞われた「人生」に、
“様”の一字を
美しく書き添えた人で
ある。
(編集手帳 讀賣新聞8/8)
posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする