2018年07月23日

人命を軽く考える国に明るい未来はない

'18年7月23日(月)
[カザフスタン] ブログ村キーワード

国際体操連盟副会長の
ネリー・キムさんは
1976年の
モントリオール五輪女子
体操でソ連代表として
ルーマニアのコマネチ選手と
激闘を繰り広げた。
コマネチさんは
段違い平行棒と平均台、
キムさんは跳馬と床で
五輪史上初の10点満点を
記録した
▲アジア系の顔立ちを
思い出す方もおられよう。
幼少期から
現在のカザフスタンで育った。
父親は
「高麗人(コリョサラム)」と
呼ばれる朝鮮系ソ連人。
19世紀以降、朝鮮半島から
今のロシアの沿海地方に移住
した人々の末裔だ
▲日本とソ連の関係が緊張した
30年代、約20万人の朝鮮系
住民が日本との関係を疑った
スターリンの指示で
沿海地方から中央アジアに
強制移住させられたといわれる
▲カザフスタンの最大都市、
アルマトイの路上で19日に
刺殺されたソチ五輪フィギュア
スケート男子シングル
銅メダリスト、デニス・テン
さんも「高麗人」だ。
2月の平昌冬季五輪では
「第二の故国での五輪」と
意気込みを語っていたという
▲まだ25歳の若き才能の
死に世界各国からツイッターや
インスタグラムを通じて
哀悼の声が伝えられている。
名コーチ、カナダのブライアン・
オーサー氏は羽生結弦選手らと
連名で
「君の情熱は生きている」と
コメントした
▲高橋大輔選手らかつての
ライバルたちと自撮りした
映像も流れている。
おどけて笑い合う生前の姿を
見ると、五輪では国家を
代表して争う選手たちも
普段は国家や民族を超え、
同じ競技仲間としてつながる
時代になったことを実感する。
合掌。
(余録 毎日新聞7/22)

カザフスタンのことでは
ない。

日本には宗教がない。
それでも治安がそれほど
悪くないのは、海に囲まれて
陸続きの国境がないから
ではないか。
しかし、そろそろ本気で
社会の一員として
社会を支える教育が
英語以上に必要になって
くるような気がする。
自由や人権は
安定した治安のうえに
育まれるべき精神のように
思う。

テンさんは、自分の車から
ミラーを盗もうとした2人の
人物を見つけて争いになり、
刃物で刺されて死亡した。
体を何度も刺され出血がひどく、
救命できなかったという。
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2018年07月22日

東京五輪は水無月、選手・観光客の熱中症対策はなし 

'18年7月22日(日)
[東京五輪] ブログ村キーワード

旧暦6月の別名は「水無月」
という。今年は
7月13日〜8月10日が
これにあたる。
農事ではその名が示すように
梅雨が明け、水不足を心配する
時節なのだろう。
◆史上最速の梅雨明け宣言が
出た関東甲信地方では、
西日本で雨の被害が深刻の
度を深めるさなかの10日、
取水制限を始めた河川もある。
未曽有の大雨と
それに続く猛暑・・・全くと
いっていいほど
空模様が落ち着かないうちに、
渇水の懸念まで出かけている
◆スイスで開かれた
国際オリンピック委員会
理事会で、2020年東京五輪
(7月22日〜8月9日)の
競技日程が承認された
◆酷暑の脅威が列島を覆ういま、
ワクワク感だけで日程表を
のぞき込む人は恐らくない
だろう。
以前から選手や観客、街に
あふれる観光客の熱中症
対策が「課題」とされて
きたが、その程度の言葉で
間に合うかどうか。
かなりの「難題」ではと
思わせる今夏の荒ぶれようで
ある
◆五輪日程は「水無月」に
すっぽりと包まれる。
むかしは
「水悩月(みずなやみづき)
ともいったらしい。
気まぐれなお天道さまが
相手とはいえ、
悩み、悩み抜いて、
できる対策は何でもして
おきたい。
(編集手帳 讀賣新聞7/21)

国際的な催し物の開催を
引き受けておいて、
熱中症対策は個人の問題
とばかりはいえまい。

東京で所轄の税務署と
都税事務所をまわったとき、
自動販売機の飲み物が
売り切れで、全て赤ランプが
点いていて驚いたことが
あった。
何台もである。
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2018年07月21日

命を誕生させ、育んで一人前にするのは生き物の使命

'18年7月21日(土)
[児童福祉司] ブログ村キーワード

役所はむかし「司(つかさ)」と
呼ばれた。
平安時代に書かれた
「竹取物語」(作者不詳)には、
(みかど)がかぐや姫の
昇天を阻むべく兵を集める
場面にこの語が出てくる
◆<つかさ、つかさに
  仰(おお)せて・・・
  二千人の人を竹取が家に
  遣(つか)わす>。
現代にも名残がある。
「児童福祉司」は典型例だろう。
東京・目黒で虐待死した
船戸結愛(ゆあ)ちゃん
(当時5歳)の事件を受けて、
政府は全国の児童相談所で
虐待に対応する児童福祉司を
約2000人増員するという
◆姫を迎えに来る天からの
使者はひどい親でも何でも
ないけれど、ヤリをかまえた兵が
竹取の家の防御をかためる
場面をかさねた
◆この世に生を受けた
すべての子供が、光に満ちた
宝だろう。
それがもしも幸せな物語に
暮らせず、悲しい物語に
落とし込まれているのを
見つけたら、すぐに手を差し
伸べる機敏な組織に生まれ
変わってもらいたい
◆読売歌壇に最近、
こんな歌が載った。
<虐待を受くれど親に
 縋(すが)るほかすべなき
 五歳の「ゆるして」に泣く>
広田三喜男。
結愛ちゃんがノートに
書きつづった「ゆるして」
である。
もうこんなこと、だれ一人
として書かせてはだめだ。
(編集手帳 讀賣新聞7/20)

少子化が問題にまっている
昨今、子供は大事に育てる
べきなのに、虐待を受けている
子供がいる。

子育てのできない動物は
親に代わって、飼育係などの
人が育てている。
人間も、子育てが下手な
親に代わって育てる組織が
必要なのだろう。
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2018年07月20日

暑さと戦わないことも命を守る知恵

'18年7月20日(金)
[最高気温40℃] ブログ村キーワード

列島各地の猛暑が続いている。
岐阜県美濃市、多治見市では
18日、最高気温が40度を
超えた。

総務省消防庁によると
9日から15日までの1週間に、
全国で1万人近くが熱中症と
みられる症状で病院に搬送され、
12人が亡くなった。

猛烈な暑さは、まだ続く
見込みだ。
気象庁は22日からの1週間も
平年よりかなり高温となる
確率が高いとして、
九州北部から東北地方までに
「高温に関する異常天候
 早期警戒情報」を発表した。

長引く猛暑、酷暑を乗り切る
ために、「命を守る」という
意識で熱中症の予防と対策に
万全を期さなければならない。

特に心配なのが、
西日本豪雨の被災地である。
炎天下の外出や作業を避け、
十分な睡眠と休養をとることが
熱中症予防の基本だが、
被災地は、それができない
状況にあるからだ。

日中の復旧作業、慣れない
避難所での生活で、
被災者らの疲労は限界近くまで
蓄積されている。

一日も早い復旧を目指す
気持ちは痛いほど分かるが、
この暑さが命にかかわる
脅威であるという認識を
共有する必要がある。
被災者やボランティア、
自治体が声をかけあって、
「無理はしない」
「我慢しない」を徹底して
ほしい。

熱中症は高温多湿の環境で
水分と塩分のバランスが崩れ、
体温調節機能が低下する
ことによって起こる。
めまいや脱力感などの症状が
あり、重症になると
命にかかわる危険もある。

体温調節機能が低い高齢者や
乳幼児がいる家庭は特に
注意を要する。こまめに
水分と塩分を補給するとともに、
適切な冷房の使用などで
体温調節機能を補うことも
大切だ。

高齢者には節電意識が強い人も
多いだろうが、熱中症を防ぐ
ためには
「積極的に冷房を使おう」
という意識を持った方がいい。

健康な成人も油断は禁物である。
サッカー観戦などでの寝不足が
尾を引いている人も少なくない
はずだ。室内や夜間でも
熱中症のリスクがあることを、
忘れてはならない。

地球温暖化や都市部の
ヒートアイランド現象の影響で、
近年は豪雨や台風だけではなく、
暑さも凶暴化している。

2年後の7月24日には
東京五輪が開幕する。
猛暑、酷暑を乗り切る知恵と
習慣を身につけたい。
(【主張】産経ニュース7/19 05:00)

(我慢)
米国の自動車大手フォード社は
1940年代の末頃、
シートベルトのついた車を
販売した。
だがさっぱり売れず、数年で
撤退した
◆車の安全史によく出てくる
エピソードだが、
シートベルトの効能が
正しく評価されるのは十数年後、
死亡事故が多発して以降の
ことだったらしい。
のっぴきならない事態が
訪れる前に、迫り来る危険に
ピンくるのは難しいことに
ちがいない
◆「命にかかわる暑さです」。
気象庁が連日呼びかけている。
危険にピンときているか
どうか。
自分にも、身近な人へも
問いかけの怠れない時節
だろう。
◆愛知県豊田市で小学1年の
男の子(6)が熱射病で
亡くなった。学校から1`
離れた公園まで歩き、
昆虫採集や草花摘みをした
という。
高温注意情報が出るなか、
校外学習に踏み出した
学校への疑問は打ち消せない。
児童たちがはりきっていた
としても、その笑顔を
なくすような普段ではしづらい
判断が必要だったろう
◆身を守るとすれば、
シートベルトをした時の
あの仕方のない感じが有用
かもしれない。
楽しみを少し我慢して
外出を控える。
ぜいたくとは思わず
冷房をフルに利かせる・・・
等々。
(編集手帳 讀賣新聞7/19)
posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月19日

甲子園へ、敗れざる君たち、精いっぱいのプレーを

'18年7月19日(日)
[甲子園] ブログ村キーワード

1988年、夏の甲子園で
兵庫・滝川第二高校と
岩手・高田高校の1回戦は
八回裏に雨が強まり、
降雨コールドとなった。
高田高校は九回表の攻撃を
戦わずして散った
◆高校野球の大ファンだった
阿久悠さんが球児らの無念を
詩にした。
<ユニホームを重くする雨と
 /足にからみつく泥と・・・
  きみたちは/甲子園に
  一イニングの貸しがある
 /そして/青空と太陽の
  貸しもある>
◆『甲子園の詩 敗れざる
  君たちへ』(幻戯書房)
から引いた。
副題から分かるように、
阿久悠さんの本意は無念よりも
その後の人生への励まし
だろう
◆西日本豪雨の被災地、広島で
10日遅れの大会が始まった。
2校のみが参加した開会式の
選手宣誓は多くが胸を衝かれた
ことだろう。
「私の地元は(広島市安芸区)
 矢野です。7日朝、
 私が見た景色、矢野が
 矢野でなくなったように
 感じました」。
安芸南高の田代統惟(とうい)
主将は直前まで泥と格闘した。
仲のよかった中学の友人が
埋まっているかもしれない
現場の捜索にも加わったという
◆精いっぱいのプレーを。
苦しむ人を励ませるように。
青空と太陽に、まずは
君たちの力で貸しを返させよう。
(編集手帳 讀賣新聞7/18)
posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする