大相撲夏場所千秋楽結びの一番、
朝青龍と白鵬の相撲で
勝負がついた後、
両手を着いた白鵬に
朝青龍が体を押し付けた形となり、
テレビ画面では分らないが、
これに対し、
白鵬が右肩で押し返し、
さらに、
新聞には書いてないが、
白鵬が立ち上がった後
朝青龍が右手で平手打ちをして、
両者が土俵上でにらみ合うという
一連の問題シーンがありました。
横綱審議会は
「後味が悪くみっともない行為、
両者に注意してほしい」と
相撲協会と北の海理事長に
提言したそうです。
理事長は
「相撲の流れであって、
意図的なものではない。
どちらかと言えば、
白鵬が
冷静さを欠いた行為」と
説明したそうです。
さらに、町村官房長官は
「横綱の要件は、格闘技に
強いというだけではいけない」
と苦言を呈したという騒ぎにまで
発展しました。
東京での本場所前には
東京墨田区の野見宿禰神社で
神事が執り行われ、
各場所の初日前には
土俵祭りが祭事として
行われます。
土俵は伊勢神宮と
同じ構造の神明造の屋根を
四本柱が支える構造だったが、
観る側を考えて
取り払ったようです。
ことほど左様に大相撲は
神事で奉納相撲の意味が
あるようです。
相撲に格闘技の要素として、
力士の個性が出るのは
立ち合いから勝負がつくまでで
ほとんどの流れは
神事にふさわしい淡々とした
動きが決まっていて
高見盛のような気持ちを
高揚させるしぐさも
厳密には許されないのでは
ないでしょうか。
これを野放しにすれば、
勝った力士が軍配が上がる前に、
万歳やガッツポーズをする
ことも許されて相撲の品格を
落すことになるでしょう。
白鵬にしてみれば、
「『はたき込み』は汚いじゃないか」
と思ったでしょうし、
朝青竜にしてみれば、
「俺は先輩横綱だ」
という誇りがあり、
白鵬に対しては、
「その闘志は、琴欧州(優勝)
に向ければよかったのに」
という気持ちもあったでしょう。
また、朝青龍は、
モンゴル出身のさきがけであり、
技のデパートモンゴル支店と
異名をとった旭鷲山とも
トラブルを起こしたという前科が
あります。
にらみ合いから相撲が始まっていて
相手を射すくめて、精神的に
優位に立ってから
立ちたいと思っているので
しょう。
いつもにらみ合いが
トラブルの端緒に
なっているようです。
日本の大相撲で日本人力士の
横綱がいないという
大相撲のウインブルドン現象
がすでに起きているのに、
まだ、しつけには手が届いて
いないようです。
その前に相撲が神事だということも
教育しなければならないでしょう。
因みに、子どもたちのなかには、
千秋楽で聞く国歌「君が代」を
「相撲の歌」だという子も
いるようです。
これもウインブルドン現象が
起こる背景と関係があるので
しょうか。
参考
大相撲情報局-goo大相撲
一日の稽古の流れ|現役力士「普天王」どすこい大相撲日記
関連過去ログ
大相撲だけではないスポーツ界のウインブルドン現象




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