1600万人が住む北京では、五輪を控えた再開発と
市場経済化の進展で、マイホームを手に入れ、
ニュータウンで、暮らす人たちが増えています。
物権法が制定され、マンションの所有権が認められ
ましたが、管理会社が資金不足を理由に管理を怠る
という事態が起きていて、住民の不満が募るばかり
です。
6日のHNK総合スペシャルは
『「激流中国」|北京 怒れるニュータウン
〜沸き上がる住民パワー〜』を取り上げて
いました。
わが国の管理組合にあたるのが「所有者委員会」
ですが、住民が選挙で決めた「委員」を承認する
のが行政の末端組織である「居民委員会」で、
急速な民主化を抑えて、急坂をブレーキで速度を
調整しながら下るときのような役割を果たしている
ような印象を受けました。
管理会社と居民委員会との間に不透明な関係を
想像させるものもありました。
管理会社の管理怠慢は、修理をしないだけでなく、
都市ガスの整備が手つかずのままで、住民は不満
を募らせています。
目立った活動をしたため、管理会社に配電盤を
はずされた住民もいました。
放送は二つの所有者委員会の動きを伝えて
いましたが、一つは「委員」を申請して保留
のまま承認されませんでした。
道はるかの感はありますが、激変を緩和しながら、
このように一つ一つ壁を超えていくのが、
民主化を進める中国のやり方なのでしょう。
「激流中国」シリーズは淡々と報道するに留め、
視聴者に考えされることにしているようですが、
取材を嫌う相手側がカメラを遮る場面を
しばしば見かけます。
権利は与えられるものなのか、勝ち取るもの
なのか、その苦労をする必要のない者には
わかりません。
NHKスペシャル|激流中国 北京 怒れるニュータウン
〜沸き上がる住民パワー〜
(http://www.nhk.or.jp/special/onair/080406.html)
世界・中国:物権法、農民の土地権利を否定
(http://www.news.janjan.jp/world/0703/0703292611/1.php )




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