2024年07月17日

銃社会の危険、2大政党が政権を担う仕組みの暴力

‘24年7月17日(水)

「暗殺者の銃弾によって
 殉教者の大義が失われた
 ことはない」。
1968年4月に黒人運動指導者、
キング牧師が暗殺された直後に
ロバート・ケネディ元米司法長官が
語った言葉だ
▲名門出身の42歳の政治家は
2カ月後に兄のジョン・F・ケネディ
大統領に続いて銃弾の犠牲になった。
大統領選出馬表明で現職の
ジョンソン大統領を再選断念に
追い込み、カリフォルニア州の
民主党予備選に勝利した直後だ
▲大学でのベトナム反戦運動の
高まりとイスラエルのガザ攻撃に
対する抗議行動。
現職大統領への撤退圧力。
68年との類似性はこれまでも
指摘されてきたが、銃弾が
有力候補を襲ったのも56年ぶり
だろう
▲演説中に狙撃されたトランプ
前大統領だ。
右耳貫通というからまさに間一髪。
事件後、大統領候補に
正式指名される直前に無所属での
大統領選出馬を目指す元司法長官の子息、
ロバート・ケネディ・ジュニア氏と
会談したという
▲「米国を永遠に変えるかも
  しれない画像」。
米ワシントン・ポスト紙はトランプ氏が
警備担当者に囲まれてこぶしを
突き上げる姿を演台の下から
撮影した写真をこう評した。
背後には米国旗が翻る
▲好き嫌いはともかく
「暴力に屈しない力強い指導者像」が
映し出されたことは間違いない。
聴衆の男性1人が死亡しても
銃規制の声が広がらないのが
不可思議だが、それが米国の現実
という。
ただ、元司法長官は
「米国人が米国人の手で不必要に
 命を奪われる時は……国全体が
 劣化している」とも言い残している。
(余録 毎日新聞 7/17 02:18)
posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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