2021年03月02日

日本共産党は中国共産党に物申すこともある

‘21年3月2日(火)

志位氏は2月26日発売の
『週刊ポスト』で
インタビューに応じ、
中国共産党の対外姿勢に
強い警戒感を表明すると
ともに、日本政府が誤った
対応を取っていることが
問題をより深刻にしている
と追及した。

もともとは、ともに
1920年代にコミンテルン
(共産主義インター
 ナショナル)の指導の
もとで生まれた中国共産党と
日本共産党だが、
両者の関係は複雑だ。
1960年代後半以降、中国で
文化大革命が進められると、
日本共産党は
「宮本
(顕治・書記局長=当時)
 修正主義集団」と批判の
対象となり、両党の関係は
長く断絶していた。
1998年からは不破哲三・
委員長(当時)のもと
交流が再開したものの、
それ以降も
「批判すべきことは
 批判してきた」と
志位氏は語る。
「私たち日本共産党は、
 節目節目で中国政府に
 対して直接ものを言って
 きました。
 私自身が発言したもの
 だけでも、
 チベットの人権問題、
 (民主化運動でノーベル
  平和賞を受賞した)
 劉暁波氏の投獄問題、
 南シナ海や東シナ海
 での覇権主義的行動、
 香港やウイグルでの
 人権抑圧など、
 問題が起きるたびに、
 是正を求めてきました。
 しかし、彼らは批判を
 受け入れる様子がない」
 (志位氏)

緊張状態が続く尖閣諸島に
ついても、
「そもそも日中国交正常化の
 時の交渉に問題があった」
と指摘する。
「尖閣諸島の問題は、
 1972年に当時の
 田中角栄・首相と周恩来・
 首相が日中共同声明を
 出すにあたって議論を
 しています。
 その際に周氏が
 『いまこれを話すのは
  よくない』として
 “棚上げ”を主張し、
 日本側は事実上同意して
 しまった。
 日本政府は尖閣諸島の
 領有権について、
 この時にはっきりと主張
 するべきだったのです。
 日本の外務省は簡単な
 記録しか表に出して
 いませんが、中国側は
 詳しい議事録を出して
 います。
 そこでは、日本側が
 何も言っていないという
 ことが明確になって
 います。

 中国側が初めて公式に
 領有権を主張したのは
 1971年のことです。
 その翌年に国交正常化と
 なったわけですが、
 交渉の際にはっきりと
 ものを言わないだらし
 ない態度をとったことが、
 現在に至るまで尾を
 引いています。
 正面切って、尖閣諸島は
 日本の領土であるという
 国際法的、歴史的な
 根拠をぶつければ、
 争う余地がない問題のはず
 です。
 にもかかわらず、
 日本政府はずっとそれを
 やってこなかった」
 (志位氏)

江沢民氏、胡錦涛氏、
習近平氏ら歴代の
国家主席とも会談した
経験のある志位氏は、
「中国共産党は
 たいへんに大きな政党
 だが、正論で向かって
 こられることを嫌がる
 ところがある」と指摘
する。
 
「だからこそ、事実と道理と
 根拠を示して述べ、
 国際社会の同意を得る
 ことが重要になる。
 日本政府は弱腰の態度を
 改めて、今こそ言うべき
 ことをきちんと言わな
 ければならない」(志位氏)

保守政党であるはずの
自民党が政権与党の座に
ありながら、菅義偉・
首相や茂木敏充・外相、
二階俊博・党幹事長らが
“対中べったり”にしか
見えない外交スタンスを
取り、革新政党である
日本共産党トップが
それを叱るという、
あべこべな構図である。
この国の政治の歪な姿が
浮き彫りとなった。
(NEWSポストセブ3/01 07:05)
posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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