2020年11月25日

マスクなどコロナ対策が浸透したため風邪薬が売れない

‘20年11月25日(水)

風邪薬の販売が落ち込んで
いる。
新型コロナウイルスの
感染拡大で、マスク着用や
手洗いの徹底などが定着し、
風邪の流行が抑えられて
いるためとみられる。
人々の健康にとっては
幸いだが、製薬各社は
成分の見直しやPR方法の
変更など、売上げの確保に
苦心している。

調査会社インテージヘルス
ケアによると、風邪薬を含む
「総合感冒薬」の9月の
国内販売額は前年同月比
42.1%減だった。
新型コロナの感染拡大で
緊急事態宣言が発令された
4月以降、大幅な減少が
続いている。

衛生意識の高まりだけでなく、
人混みを避けたり、自宅で
働いたりするなど、
生活習慣の変化が影響した
可能性もあるとみられる。

一方で、コロナへの感染を恐れ、
病院に行くことに抵抗を感じる
人は少なくない。
「ジキニン」シリーズを販売
する全薬工業の調査では、
病院に行くこと
不安に思う」と感じた人が
約6割にのぼった。
こうしたことから、製薬会社は
自宅で服用する風邪薬への
潜在的需要は根強いとみる。

武田コンシューマーヘルス
ケアは9月、
「ベンザブロック」シリーズを
7年ぶりに刷新し、のどの痛みや
熱など症状別の効果を高める
よう有効成分を見直した。
風邪の引きはじめから服用
することで、症状の悪化が
防げることをアピールして
いる。

シオノギヘルスケアは8月。
「パイロンPL錠」に
せきとたんに効く成分を
追加し、症状全般に効く
ようにした新製品を発売
した。
あえて早期回復を強調せず、
「かぜの時は、お家で休もう!」
というキャッチコピーを使った
広告も展開し、消費者への
浸透を図る。
第一三共ヘルスケアでは、
「新ルルAゴールドS」の
10月の販売額が、30錠入りが
前年比4割減だったのに対し、
100錠入りは前年をやや
上回った。
「食料品や日用品を備蓄する
 意識が高まったためでは
 ないか」(広報)とみる。

もともと、多くの病院が
休みとなる年末年始は、
風邪薬の販売が増える傾向
にある。
各社の販売競争は熱を帯び
そうだ。
(讀賣新聞11/24 8(経済)面)
posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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