2020年09月25日

引退の八重樫、誇れるのは負けても立ち上がってきたこと

‘20年9月25日(金) 

何発もパンチをもらい、
まぶたを大きく腫らしながらも、
懸命に立ち向かっていく姿が
目に焼き付く。
プロボクシングの元世界3階級
制覇王者、北上市出身の
八重樫東(あきら)選手(37)。
9月1日、15年にわたる
現役生活に終止符を打った
▼一番の思い出に挙げたのは
2014年のローマン・ゴンザレス戦。
あまりの強さに誰もが対戦を
避ける中、
王者として受けて立った。
命の危険を感じ、生命保険の
額を上げて臨んだ覚悟の一戦
だったという
▼結果は9回TKO負け。
だが、試合が終わっても
大声援は収まらなかった。
打たれたら打ち返す、
彼らしさを貫いたからだ。
試合後の言葉にもぐっときた。
「自分の試合を見たい
 という人がいる限り、
 何度でも立ち上がる」
▼12年の井岡一翔(かずと)戦も
ボクシング史に残る名勝負。
世界初挑戦から4年、ようやく
手にしたタイトルだというのに、
初防衛戦として他団体王者との
統一戦に挑んだ。
壮絶な闘いの末に判定で敗れた
ものの、強さを求める
真っすぐな姿勢がファンを
引き付けた
▼「逃げない、投げない、
 諦めない」。
心に刻んだ言葉は最後まで
色あせなかった。
世界戦8勝6敗。
誇れるのは
 世界王者になれたことでは
 なく
負けても立ち上がって
 きたこと
」。
記録にも記憶にも残る
「激闘王」がリングを下りた。
(河北春秋 河北新報ONLINENEWS9/22)
ラベル:八重樫
posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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