2020年09月19日

消したくても消せない山火事と燃したくて火を点ける山火事

‘20年9月19日(土) 

〇米国の山火事
山火事被害の広がる米国の
西海岸で大気汚染が深刻に
なっている。
スイスの空気清浄機メーカー、
IQエアーの調べによると、
世界の主要都市別にみた
大気汚染度は15日時点で、
オレゴン州ポートランドが
最も高かった。
これまで大気汚染が問題視
されてきたインドや中国の
都市を上回る水準だ。
IQエアーは空気中の
オゾンの濃度などから、
大気汚染の程度を指数化して
いる。
指数が100を超えると
子供などに健康被害が出る
可能性があるという。
15日正午(米東部時間)時点で
トップはポートランド(276)。
2位はカナダの
バンクーバー(164)だった。
ワシントン州シアトル(157)が
4位で、5位に入ったインドの
デリーや15位の中国・上海を
上回った。
2019年の平均ではインド、中国、
パキスタンの都市がトップ10を
占めていた。

8月中旬から山火事被害が
続いているカリフォルニア州
では今年に入ってからの
焼失面積
約1万3千平方`・bに達し、
過去最悪だった18年を上回った。
サンフランシスコでは山火事の
煙によって日光が遮られ、
空が一面くすんだオレンジ色に
なる現象も起きた。
同州のニューサム知事は被害の
大きい地域の大気汚染について
「たばこを20箱吸うのと
 同程度だ」と警告する。
山火事は政治の溝も深めている。
ニューサム知事は
「気候変動は現実だ」と述べ、
温暖化に伴う気温上昇が
山火事の被害拡大をもたらして
いると指摘。
気候変動対策の必要性を訴える。

一方、14日に
カリフォルニア州を訪れた
トランプ米大統領は
「科学でも分からない
 ことがある」
「火は収まるだろう」などと
述べ、山火事と気候変動との
因果関係を認めなかった。
民主党候補の
バイデン前副大統領は同日、
東部デラウェア州での演説で
「地球温暖化を否定する
 のではなく、行動が必要だ」
と訴えた。
【ニューヨーク=大島有美子】(日本経済新聞9/16 5:28)

〇ブラジルの山火事
ブラジルのボルソナロ大統領は
16日夜、世界中の多くの場所で
火災が増加しているにも
かかわらず、ブラジルは
アマゾン熱帯雨林とパンタナル
湿地帯の火災について
「不公平に」批判されていると
述べた。
政府の科学者によると、
8月にアマゾンで発生した
火災の数は過去10年で最大に
達した公算が大きい。
一方、世界最大の湿地帯である
パンタナルで今年発生した
火災は、政府が統計を
取り始めた1998年以来最大と
なっている。
大統領は、官邸入り口で
待ち受けていた支持者らに対し、
「アマゾンとパンタナルに
 ついては不公平に批判が多い。
 カリフォルニア州でも火災が
 発生しているし、アフリカの
 火災はブラジルより多い」と
述べた。
アマゾンでは、
違法な牧場経営者や地上げ屋が
農地確保の目的で随所に放火
している。
パンタナルについては、
連邦警察が5人の農場経営者を
違法な放火の疑いで捜査して
いる。
環境活動家らは、
ボルソナロ大統領がアマゾン
での商用農業と鉱山採掘を
推進し、森林破壊者を後押し
していると批判している。
一方、大統領は
アマゾン開発は地域の
貧困脱出につながるとの考え。
[ブラジリア 17日 ロイター](REUTERS2020/09/18 13:02)
ラベル:山火事
posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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