2019年12月11日

子どもの笑いが社会からどんどん失われていくとしたら

‘19年12月11日(水)

「ちいさな子どもが/
 クスッと笑うと/
 草の実が ぱちん! と
 はじけます/
 クスクスッと笑うと/
 木(こ)の葉(は)がゆれて/
 ひかりが こぼれます」。
新川和江さんの詩
「子どもが笑うと…」は、
さらに次のように続く

「クスクスクスッと笑うと/
 もう誰だって/
 いっしょに笑わずには
 いられない/
 朝の空気も 牛乳びんも/
 石段も 風も 遠くの海も」。
そこに居合わせた
すべての人を、そして世界を
祝福してくれる小さな子ども
たちの笑いである
▲こんな子どもの笑いが、
一つの社会からどんどん
失われていくとしたらどう
だろうか。
今、日本で起こっている
少子化とは、つまり
そういうことだと想像力を
働かせねばなるまい。
失われるのは大人たちの
生きる世界への祝福である
▲今年の出生数が90万人を
割るとの見通しがとりざた
される中、
衛藤晟一(えとう・せいいち)
少子化担当相は87万人を
下回る可能性に言及した。
90万人割れは
1899(明治32)年の
統計開始以来初、
再来年と見込んでいた想定
より2年早まることになる
▲正式の出生数推計値は
今月下旬に公表されるが、
9月までの統計で
前年比マイナス5.6%とは
衝撃的な落ち込みである。
働く女性の出産、働く父母
による育児の環境を整え、
支援する営みなしには
民間企業も未来が描けなく
なろう

「すべての赤ちゃんは
 神が人間に絶望していない
 というメッセージを携えて
 生まれてくる」。
詩人・タゴールの言葉である。
私たちは、その笑みによる
祝福をこの世に育み続ける
ことができるだろうか。
(余録 毎日新聞12/11)

少子化に悩むわが国は
神に見捨てられた国なのか。
すべては少子化問題が解決
しなければ始まらない。

地球温暖化問題と同じように
少子化問題は先送りすれば
するほど解決に大きな努力が
求められるだろう。
posted by (雑)学者 at 10:39| 千葉 🌁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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