2019年11月15日

フェイクニュースというロシアの効果的な新兵器

‘19年11月15日(金)

先日、本社から
「ロシアで産経新聞を悪用
 したフェイクニュースが
 報じられている」と連絡が
あり、記事を読んで仰天した。
ロシアのあるインターネット
通信社が5日に配信していた
記事は
「『日本の防衛相が、北方領土
 上空を飛行するロシア軍機を
 今後は撃墜するよう自衛隊に
 命じた』と産経新聞が報じた」
とする内容だったためだ。

防衛相がそうした命令を出した
事実はなく、当然、本紙が報じた
事実もない。
配信元であるネット通信社
「ペルシヤ」のサイト上の記事は
ゴシップ的なものが多く、
この“ニュース”を読んだロシア人の
大半も一笑に付したに違いない。

それでも一部では、
SNS(会員制交流サイト)を
通じて記事が拡散されていた。
本紙の信用に関わる問題であり、
掲載経緯などを尋ねようと
ペルシヤに何度も電話をしたが、
つながらない。
電子メールも送ったが返信はなく、
記事はまだサイト上に残ったままだ。

ロシアでは今年、ネット上の報道や
書き込みを捜査当局がフェイクと
判断した場合、発信者に罰則を科す
法律が施行された。
しかしこれまでのところ、政権側に
都合の悪い情報に適用される事例が
多いようだ。
日露関係を悪化させかねない
今回のようなフェイクニュースに
こそ、法を適用すべきではない
だろうか。(小野田雄一)
(偽ニュースに仰天
 外信コラム 赤の広場で
 産経新聞11/15 8(国際)面)

posted by (雑)学者 at 16:25| 千葉 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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