2019年11月13日

米離れは、その本当の美味しさを知らないからである

‘19年11月13日(水)

書名を紹介するだけで
やや行数を要す。
『天丼 かつ丼 牛丼
 うな丼 親子丼』
(ちくま学芸文庫)
◆食文化史研究家の
飯野亮一さんが
「日本五大どんぶり」の
誕生を探る一冊である。
江戸時代に白飯に挟んで
食べられた「鰻飯(うなぎめし)」が、
上にのせるうな丼となるのは
明治への移行期とみられ、
その後、天丼、親子丼、
牛丼、かつ丼の順で誕生し、
世の中に広まったという
◆発展の下地は江戸時代、
庶民がおいしいお米に
親しんだことにあると
飯野さんは言う。
「舂米屋(つきこめや)」と
呼ばれる精米業者が町々に
あって、江戸っ子は
磨きをかけた白米で
舌を肥やしたらしい
◆北国でも稲刈りが一段落
したようで、スーパーの
売り場に新米が所狭しと
並ぶ時節になった。
先日、ブランド米の銘柄を
眺めるだけで満たされた
気持ちになった。
すてきな名が多い。
銀河のしずく(岩手)、
雪若丸(山形)、
てんこもり(富山)、
キヌヒカリ(京都)、
夢しずく(佐賀)・・・。
百花繚乱である
◆本紙川柳欄(大阪版)に
つぎの作品を見かけた。
<新米の銘柄多し迷い箸>
木下淳。
ほかほかのごはんあっての
日本の食卓だろう。
おなかが鳴る。
(編集手帳 讀賣新聞11/13)

近くの農家から
玄米を分けてもらって、
10`ずつ、近くの精米機で
白米にして食べている。
関西に住む息子に送ると、
「関西では手に入らない」
美味しさだと礼を言ってくる。

従弟は、明治まで存在して
いた米沢村に由来する
米沢米を全国に広めようと
している。

米は水が命であると思う。
酒所と米所は一緒ではないか。
posted by (雑)学者 at 15:52| 千葉 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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