2019年07月17日

先が暗い経済だからこそ人権問題に真剣になる中国

'19年7月17日(水)

李文足さんのことをこの
欄で書いたのは半年ほど前。
「国家政権転覆罪」を
おかしたとして、ことし
1月に懲役4年6月の
実刑判決を受けた中国の
人権派弁護士、王全璋氏の
妻である。先月末、当局の
許可がようやく下りて、
実に4年ぶりに夫と面会
することができた
▼大阪での米中首脳会談を
間近にひかえたタイミングで
実現した王氏との対面は
しかし、李さんを恐怖させた。
「夫は穏やかな性格だった
 のに、私の話をさえぎって
 まくしたてた」
「今後2カ月は面会に
 来るなと言われた」
「記憶力が弱っていた」
「ロボットのようだった」
……。脅迫や拷問、
薬物の投与を、李さんは
疑う
▼中国で当局に
拘束されると
どんな目にあうかわから
ない。
王氏や李さんの経験が象徴
するそんな恐怖こそは、
香港で盛り上がってきた
デモの原動力だろう。
香港で身柄を拘束した
容疑者の大陸への引き渡しに
道を開く「逃亡犯条例」
改正案に、多くの市民が
おそれおののき、過去最大
規模の街頭行動に繰り出
したのである
▼逃亡犯条例は臨終の
眠りについた――。
香港政府トップの林鄭月娥
行政長官は9日に、改正を
断念する考えを明らかにした。
それでもなおデモの機運が
くすぶるのは、市民の恐怖の
深さの表れである。
中国の習近平国家主席は
かつて
「あらゆる司法案件で
 公平と正義を感じられる
 ように」する、と語った
こともあるのだが。
(春秋 日本経済新聞7/15nikkei.com)

辞意は誰の発案か
英紙フィナンシャル・
タイムズ(電子版)は14日、
香港政府トップの林鄭月娥
行政長官が最近、中国政府に
辞意を伝えていたが、拒否
されたと報じた。消息筋の
話として伝えた。

長官は、逃亡犯条例
改正案をめぐり
「深刻な政治的危機」を
招いた責任を取るため、
繰り返し中国政府に辞意を
伝えた。しかし、中国側は
「自らつくり出した混乱を
 収拾するため(職に)
 とどまらなければなら
 ない」と突き放した
という。 
【香港時事】
(時事通信社7/15 16:23)

posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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