2018年12月05日

北方領土には返還交渉の順番がある

'18年12月5日(水)
[北方領土] ブログ村キーワード

新党大地鈴木宗男氏

「安倍首相は、父親の
 安倍晋太郎元外相の
 秘書時代から、
 対露交渉の経緯を知って
 いる。何も心配はない」

鈴木氏は冒頭、こう語った。
北海道・沖縄開発庁長官時代の
1998年、現職閣僚として初めて
国後、択捉両党を訪問するなど、
北方領土問題に深く関わって
きた。

インタビュー当日
(11月27日)も、鈴木氏は
官邸で安倍首相と面会し、
「北方領土の元島民の
 平均年齢は83歳。
 1つでも2つでも島が返り、
 自由に行け、国後島の
 周辺の海を使える。
 この3つが、元島民らの
 願いの最大公約数だ」
と伝えた。
 
安倍首相は
「元島民の思いを踏まえ、
 必ず交渉を加速させる」
と約束したという。

北方領土交渉は今月(11月)
14日、大きく動いた。

安倍首相は同日、
シンガポールでプーチン氏と
会談し、
「平和条約締結後、
 歯舞群島、色丹島を
 引き渡す」と記した
1956年の日ソ共同宣言を
基礎に、今後3年以内での
平和条約締結を目指す
ことで合意したのだ。

国内には
「四島の即時一括返還」を
求める声もあるが、
鈴木氏は
「56年宣言が出た後も、
 根室でのちょうちん
 行列では
 『平和条約が結ばれると、
  歯舞と色丹が戻ってくる』
 とお祝いし、
 国後島、択捉島には誰も
 触れていなかった」
という。

今後の交渉は、
どうなりそうか。

鈴木氏は、歯舞群島と
色丹の2島を返還させ、
残る2島の自由往来や
共同経済活動を組み合わせて
平和条約を結ぶ、
「2島返還プラスアルファ」
論で決着させるのが
現実的−との立場だ。

交渉相手のプーチン氏に
ついても、これまでには4回、
対峙してきた鈴木氏は
次のように語る。

「56年宣言は、
 他の合意文書とは違い、
 日露両国が批准した。
 プーチン氏も
 『56年宣言を実現する
  義務が自分にはある』
 との思いはブレていない。
 プーチン氏は今年9月、
 『前提条件なしの
  平和条約の締結』を
 提案した。
 覚悟と決意を見た」

そのうえで、展望と期待を
明かした。

「アルゼンチンでの日露首脳
 会談と、来年1月の安倍首相の
 ロシア訪問で条約の大枠が
 決まるだろう。
 安倍首相には、大阪でのG20
 (来年6月)で平和条約調印
 というスピード感でやって
 ほしい。
 私は北海道出身で、誰よりも
 数多く元島民と接してきた。
 先祖の墓を島に残し、故郷を
 離れた彼らのためにも、
 一日も早く平和条約を締結し、
 喜んでもらいたい」

戦後73年。大きな転機が
訪れようとしている。
(夕刊フジ12/1 2面) 
posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 🌁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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