2018年07月04日

隠れキリシタン、踏み絵 世界文化遺産に登録

'18年7月4日(水)
[世界文化遺産] ブログ村キーワード

信徒への残忍な拷問、
役人によって
次々に焼かれる村・・・
遠藤周作『沈黙』は、
島原の乱の鎮圧後、
ひそかに日本の土を踏んだ
ポルトガル人司祭を描く
◆見つかったら、
無事には済まない。
「・・・何ばしに、
 島に来んさったとですか。
 こん島ももう危なか」。
信徒の一人がこう告げ、
「かくれの残っとる」村に
司祭を誘う場面がある
◆「かくれ」とは、
今も昔も隠れキリシタンの
ことだろうと思うのは
一面で正しく、また一面では
間違いであるらしい。
「長崎と天草地方の
 潜伏キリシタン関連遺産」が
世界文化遺産に登録される
ことが決まった
◆「潜伏」という語に
戸惑う方もおいでだろう。
明治に入って禁教が
解かれた後も
カトリックに合流せず、
禁教以来のやり方で
信仰を続ける人々を
「かくれキリシタン」と
呼んで区別するという。
時の順番でいえば、
「潜伏」が先で
「かくれ」が後になって
出現するわけで、
テレビに時代劇で
隠れキリシタンに
なじんだ身にはややこしい
◆最近は「踏み絵」を
「絵踏み」と記す
社会の教科書もある。
ちなみに『沈黙』は
前者で書かれている。
いつどこで誰が決めるのか、
ふしぎだ。
(編集手帳 讀賣新聞7/3)
posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス: [必須入力]

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。