2018年04月17日

インドでは大国の挨拶「ニーハオ」をあまり聞かない

'18年4月17日(火)
[中国人観光客] ブログ村キーワード

所用でタイの首都
バンコクに立ち寄ったが
観光客とおぼしき
中国人の多さに驚いた。
タイへの中国人
観光客数は伸び続けて
おり、昨年の統計では
年間1千万人をうかがう
勢いだという。
かつて「コンニチハ」と
声を掛けてきた商店の
客引きたちも、
「ニーハオ」に変わって
おり、時間の流れに
複雑な気分となった。

インドで中国人を
見かける機会は、他の
アジア諸国ほど多くは
ない。
政府のまとめによると、
来印中国人観光客は
20万6千人
(2015年実績)で、
日本やマレーシアからの
訪問者より小さい規模だ。

そもそもインドは、
中国と地理的には
遠くないにもかかわらず
「中華街がない」と
される。
正確には東部コルカタに
小規模なものがあるが、
住民の流出が激しく
活況とは言い難い。
「中国人を見たく
 なかったら、インドに
 来るのが一番だ」。
あるインド人経営者は
冗談まじりに話し、
「商才のある華僑も
 インド人の結束に
 割って入れなかった
 のだろう」と自説を
展開した。

中印関係は昨夏、
国境を接するドクラム
地区で両軍が対峙した
ことを契機に特に冷え
込んだ。
今年に入って関係改善
への動きも見え隠れ
するが、双方の不信感は
根強い。
大挙する中国人観光客に
インドの客引きが
「ニーハオ」と
呼びかけている姿は、
いまいち想像ができない。
(森浩)
(外信コラム ガンジスのほとりで
 産経新聞4/16 8(国際)面)

posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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