2018年04月13日

自然災害に関する日本語が世界共通語になる不幸せ

'18年4月13日(金)
[山崩れ] ブログ村キーワード

長野県小谷(おたり)村の
稗田山(ひえだやま)
突如崩れたのは、
明治44年8月8日の
午前3時ごろだった。
大量の土砂が田畑と人家を
押しつぶし、川を
せき止めて湖をつくった。
23人が亡くなっている
▼「そのとき埋まって
  しまった家々も、
  その家の人達も、
  いまもってそのままに
  なっています。
  掘り返すことも
  できないほど深く
  埋まったのです」。
66年後に現場を訪れた
作家の幸田文は、
地元住民が残した手記を
読んで、言葉を失った
▼大分県中津市耶馬渓
(やばけい)町で山崩れが
起きたのも、真夜中である。
寝静まっていた小さな
集落は、あっという間に
土砂にのみ込まれた。
安否不明の住民の
救出活動が続いている。
耶馬渓の名付け親は、
渓谷美に魅せられた
江戸時代の文人、頼山陽
(らいさんよう)とされる。
「天下の名勝」の風景は、
ずたずたに切り裂かれた
▼土砂災害は、
台風や大雨、地震が
引き金になる場合が多い。
ただ稗田山崩れの発生
当時、小谷村では連日
快晴が続いていた。
山崩れの原因は今も不明だ。
「雨も降っていないのに、
 どうして」。
現場付近でも、8日以降は
降雨が観測されていない。
専門家によれば、直前に
雨がなくても土砂崩れは
起こり得る、というの
だが…
▼津波は「TSUNAMI」と、
すでに世界のメディアで
注釈なしで使われている。
実は土砂災害対策を指す
砂防も、「SABO」として
学会では世界共通語と
なっている。
細長い国土に
急峻(きゅうしゅん)
山並みが連なる日本列島は、
古来、数え切れないほどの
土砂災害に悩まされてきた
▼その分、研究と被害を
最小限にする技術が進んで
いると、世界が認めた結果
だという。
では、そんな砂防の先進国で、
なぜ今回の土砂崩れが防げな
かったのか。せめて、住民に
警告を発することはできな
かったのか。
(産経抄 産経ニュース4/12 05:04)
posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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