2018年02月14日

異説に「見ざる言わざる聞かざる」の三猿はやめよう

'18年2月14日(水)    
[原発事故] ブログ村キーワード

東日本大震災による
東京電力福島第1原発事故
から、約1年後のことだ。
国連放射線影響科学委員会
(UNSCEAR)の委員長が、
事故に伴う健康被害は
今後も考えにくい、と発言
した。ロイター通信が
伝えたものの、日本では
ほとんど報道されなかった

▼大切な情報が、
「日本人のオツム」を
通り過ぎていくのは、
当時のメディアが
放射能への恐怖に
凝り固まっていたからだ。
そう指摘したのは、
先月「自裁死」した
評論家の西部邁さんである。
毎日新聞に寄せた論考で、
「異説に耳をふさぐな」と
警鐘を鳴らしていた

▼同じような風潮は
今も続いているようだ。
昨年9月に
日本学術会議から出た
「子どもの放射線被ばくの
 影響と今後の課題」は、
福島第1原発事故による
胎児への影響を否定して
いた。東洋大学教授の
坂村健さんが正論欄で紹介
するまで、まったく知らな
かった。坂村さんによると、
愚直にデータを積み重ねた
結果、
「科学的には決着がついた
 と認識されている」
とまで踏み込んでいる

▼1`当たり、
飲料水10ベクレル、
一般食品100ベクレル。
福島第1原発事故後に
国が設けた、
放射性セシウムの基準値
である。
米国ではすべての食品で
1200ベクレルである。
昨日の小紙の報道によると、
国の放射線審議会は、
この基準について議論する
方針を固めた。ただし、
基準の見直しが前提では
ないという

▼欧米に比べて厳し
すぎる基準は、
科学的根拠に基づいて
見直すべきだ。
以前からこんな意見が
専門家から出ていた。
もっとも過度な基準を
クリアするからこそ、
風評被害を抑えられる、
との考え方もある

▼西部さんは、
異説に対して
「『見ざる言わざる聞かざる』
 の三猿はやめよう」と
呼びかけていた。
活発な議論を期待したい。
(産経抄 産経ニュース2/13 05:03)

参考 
 自裁
 自ら生命を絶つこと
  (広辞苑)
posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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