2018年01月10日

ひげの伊之助 涙の抗議 セクハラのことではない

'18年1月10日(水)
[ビデオ判定] ブログ村キーワード

プロテニスの国際大会を
観戦したことのある人なら、
「チャレンジシステム」を
ご存じだろう。選手は
主審の判定に不満があると、
電子審判システムに判断を
ゆだねる。昨年秋に開催
された若手のトップ選手に
よる大会では、
このシステムが
「アウト」のコールを
すべて行った

▼体操界でも、審判の採点を
支援するシステムの開発が
進んでいる。
一流選手の技術が高速かつ
複雑化するなか、
審判の目が追いつかなく
なった。
そこで活用するのが、
3Dレーザーセンサーや
人工知能(AI)の技術で
ある。
東京五輪での実用化を
目指しているそうだ

▼意外にも、文明の利器の
取り入れに熱心な大相撲は
どうだろう。
ビデオ判定を導入したのは
昭和44(1969)年である。
プロ野球よりも40年以上も
早かった。
もっとも、いくら技術が進ん
でも、軍配を上げる行司と
土俵下の審判の姿が
なくなることはあり得
ない

▼そのビデオ判定も
なかった、33年秋場所
初日の出来事である。
横綱栃錦と北の洋(なだ)
一番。
2人は激しくもつれて
土俵下に落ちた。
行司の第19代式守伊之助は、
栃錦に軍配を上げた。
しかし物言いがつき、
行司差し違えで北の洋の勝ち
となった

▼「おら、いやだい!」。
伊之助は声を張り上げ、
土俵を手で何度もたたいて
悔しがった。
相撲ファンの間で
「ひげの伊之助 涙の抗議」
として語り継がれる
エピソードである。
「ときおりこういう
 ハプニングがあって、
 勝負よりこのほうが
 よほど見物のときがある」。
テレビで見ていた作家の
色川武大(たけひろ)さんが、
エッセーに書いていた

▼勝負を裁くのが人だから
こその、妙味ともいえる。
何より、第40代式守伊之助
による昨今のセクハラ騒動に
比べて、人を笑顔にする
ところがいい。
(産経抄 産経ニュース1/9 05:02)

本当は、行司といえども
白鵬と同じように、
神聖な土俵で、感情を
表に出してはいけない
のではないか。
第19代式守伊之助のこと
である。
posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 🌁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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