2017年10月09日

日本でなら勝てる畑岡奈紗は文字通りの内弁慶なのか

'17年10月9日(月)
[畑岡奈紗] ブログ村キーワード

塩谷育代さんのチェック

日本女子オープンを連覇
した畑岡奈紗を中継局の
放送席モニターと練習場で
見ました。

米ツアーに参戦した
今シーズンは、トップの
位置を低くして
調子を落としていました。

もともとインパクトで
ジャンピングして
ボールをつかまえ、
それでパワーを出して
飛ばすタイプです。
ところが
トップがフラットに
なったことで
クラブの通り道である
懐が窮屈になって、
体の動きよりも
手の引きが早く、
タイミングを
合わせるために
ジャンピング動作が
大きくなっていたように
思われます。

米ツアー終盤に
トップ位置をわずかですが
微調整して高くすることで
懐に余裕ができ、
窮屈に見えたスイングが
変わってきました。
インパクトの再現性が
高くなり、それが
女子オープンでの
4日間20アンダーという
ビッグスコアに
つながったのです。

苦労した米ツアー転戦で
いろいろと学んで、
気持ちのコントロールも
うまくなっていました。

2位に2打差の単独首位
発進だった最終日は
畑岡が目標に立てた
20アンダーに向けて
集中力を高めていました。
キャディーを務めた
小俣裕次朗プロとの息も
ピッタリ。

女子オープンは
大会連覇だけでなく
2週連続優勝もかかって
いました。

優勝争いになれば相手の
プレーを意識するのは、
人間だから当然あります。

私も勝った試合か、
負けた試合かは
今ではわかりませんが、
優勝を争う相手の表情や
笑い声でメンタルが
揺れ動き、プレーに影響
したのはよく覚えています。
畑岡は18歳にして、
自分のプレーに集中して
いたのですから凄いことだ
と思います。

大会3日目に申ジエと
同組になり、
「パットを外しても
 ニコッとすることを
 学んだ」と、
試合中にも
相手の長所を学ぼう
という姿勢がありました。

そんなプレースタイルに、
最終日は同組の
キム・ヘリムの方が畑岡の
ペースにのみ込まれような
展開になりました。

1年前の女子オープンに
勝ってプロ転向し、すぐ
米ツアー挑戦した畑岡に、
外野は
「もっと日本で経験を
 積んでから行くべき」
とうるさかった。
しかし畑岡は自分で道を
切り開いて、日本で
2連勝という結果を出した
わけで、米ツアー挑戦は
意味があったのです。
言葉もわからない、
つらい環境の中で
うまくいかずに苦しんだ
ことが彼女を
一回りも二回りも成長
させたのでしょう。

下半身が強くなっており、
今後は自分のベストの
スイングの形を早く固める
べきでしょう。

米ツアーに再挑戦すれば、
もっと飛ばしたいと感じ
ます。しかし
米国選手や韓国選手とは
骨格や筋肉の質が違い、
まねできる点と
まねできない点が
どうしてもあります。
もちろん
スイングのテンポや
リズムも違う。
できないことに挑戦して
調子を落とすよりも、
畑岡の潜在能力をもっと
引き出して、
米ツアーで戦える
スイングづくりが今後の
課題といえるでしょう。
(塩谷育代チェック
 注目女子プロ凄み弱み
 日刊ゲンダイ10/7 37面)

posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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