2017年08月14日

後輩たちが先輩たちの悲願を叶えるバトンのリレー

'17年8月14日(月)
[バトン] ブログ村キーワード

何年前だったか。
辛口のプロ野球評論で鳴らす
豊田泰光さんが、
「8月15日」に寄せて
コラムを書いていた。
豊田さんが西鉄入りした
昭和28年は、戦争の影が
まだ残っていたらしい。
応召し、戦地に赴き、復員
した一世代上の選手が
各球団にいた

▼その多くは長続きせずに、
ユニホームを脱いでいる。
「おれはもう終わりだから、
 おまえらに渡す」。
西鉄を去る先輩の言葉が、
耳から離れなかったという。
「戦争がなければ
 全うしていたはずの
 選手生活の残りを
 渡すから…という
 意味だったと思うと、
 切ない」
(『豊田泰光 108の遺言』)

▼やがて華やかな時代を
迎える球界だが、
ベンチ裏では誰に聞かれる
こともなく虚空に消えた
「復員選手」の哀歌が
いくつもあったに違いない。
「オレは確かにバトンを
 受けました」とつづった
豊田さんも、
昨年8月14日に他界した

▼渡す人がいて、
受ける人がいる。
その作業を繰り返し、
わが国は戦後72年の
歳月を歩んできた。
今を生きる世代がなすべき
ことは記憶という繊細で
壊れやすいバトンの感触を
手のひらで確かめ、
次の世代に渡すことに
ほかならない。
(後略)
(産経抄 産経ニュース8/13 05:03)

男子400bリレーで日本は
リオ五輪で銀メダル、
開催中のロンドンの
世界陸上で、銅メダルを
獲得した。
100bで10秒を切りそうな
選手が揃ったこともあるが、
短距離走の先輩たちの研鑽が
バトンリレーされている。

全米プロで
松山英樹がメジャー初優勝に
絡む活躍をしている。
本人は全米オープン
2位タイの実績もあるが、
中嶋常幸(全米プロ3位)、
青木功(全米オープン2位)
など、先輩たちの悲願も
後押しになっている。

因みに、女子では
樋口久子が全米プロに優勝
している。
posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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