2017年05月15日

図書館の蔵書を損なう行いは屏の落書きとは重みが違う

'17年5月15日(月)    
[集合写真] ブログ村キーワード

<悲しいことがあると開く
 革の表紙>と口ずさむ。
めったに見ることはない。
でも誰しも粗末にはすまい。
卒業アルバムである。
歌はご存知、松任谷由美
さんの「卒業写真」だ
▲原爆で壊滅して廃校に
なったため、校史もない
学校が広島にはある。
かろうじて被爆の前年の
卒業写真が現存することが
分かり、2年前報じた。
大切にしていた校長の孫は、
祖父の思い出の品だが
歴史資料であり公の機関に
託したい―と語っていた
▲そんな思いなど顧みない
愚行が「校史切り取り」
だろう。少なくとも
16県の公立図書館が被害に
遭う。主に集合写真を、
館内で破ったりもしている
▲「図書館の自由に関する
  宣言」は国民の
「知る自由」を重んじ、
その保障を図書館に求めて
いる。
だが閲覧者が蔵書を損なう
ことなど想定していない。
この仕事に携わる人たちが
困惑を隠さないのも無理
からぬことだ
▲3年前に
「アンネの日記」が
引き裂かれる出来事が
相次いだ時、その「罪」の
深さを心に問うてほしい―と
本欄でも述べた。
ユーミンの歌に戻れば、
卒業写真のどの人もきっと
<やさしい目をしてる>。
君か君たちの良心に従い、
今の行いを直ちにやめて
ほしいと願ってやまない。
(天風録 中國新聞5/15)

いたずらか憂さ晴らしか
知らないが、国民性を
問われる愚行である。

参考
卒業写真 - 荒井由実(松任谷由実) 
posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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