2017年05月06日

豊かな感性の人は退屈する暇がない

'17年5月6日(土)    
[金子みすゞ] ブログ村キーワード

<私は不思議でたまらない>
と繰り返される詩が
金子みすゞにある。
黒い雲からふる雨が
銀にひかっていること、
誰もいじらぬ夕顔が
ひとりでぱらりと
開くこと・・・と、
何げない日常の断片に
疑問符が連ねられていく
◆雨の色も、花が咲くさまも、
そう珍しくない自然の営み
である。
見過ごしてしまう人も
多いだろう景色の中に、
詩人は神秘を感じたらしい。
題名でもある『不思議』を
見つける感性のしなやかさに
触れて、疲れた心も
洗われる
◆大型連休も終盤を迎え、
きょう(5日)は
こどもの日である。
人手不足の昨今ゆえ、
ようやく休暇に入った方も
少なくあるまい。
わが子とどう過ごそうか、
考えを巡らせておられる
のではないか
◆たとえば、「不思議」を
探しに出かけてはどうだ
ろう。都会の道端でも
ツツジは咲き、
鳥のさえずりが聞こえる。
童心をもって感じ、
耳を澄ませば、自然の
神秘に出会えよう
◆詩の結句が道案内に
なるかもしれない。
<私は不思議でたまらない、
 誰にきいても笑ってて、
 あたりまえだ、という
 ことが>。
子らに問われたら、
あたりまえとは返すまい。
ともに考え導いて、
探求心を育みたい。
(編集手帳 讀賣新聞5/5)

山鳩が、電線で鳴いている。
「爺(じじ)、馬鹿(ばか)
 爺、馬鹿」と。
これは感性によって、そう
聞こえるのではなく、
そう自覚しているからだ。
鶯が「おー、久ぶり」と
鳴いている。
なかには、
「ほー、保険事業」と
鳴くものもいる。
2軒隣の郵便局長が
喜びそうな鳴き方である。
posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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