2017年04月27日

平和を念じながら、よき伝統を守り、つないでいく

'17年4月27日(木)    
[駅伝] ブログ村キーワード

土岐善麿は歌人として
知られている。
<春の夜のともしび消して
 ねむるとき
 ひとりの名をば
 母に告げたり>。
将来を誓ったひとか。
ときめきと、羞しらいと、
胸の鼓動が聞こえて
くるような一首を、
若い日に愛唱された方も
おられよう
◆日本の陸上競技を語る
とき、その名前は欠かせ
ない。
読売新聞社が催した
日本初の駅伝大会
「東海道駅伝徒歩競走」を
企画したのは、当時31歳、
社会部長を務めていた
土岐である
◆東軍と西軍が京都の
三条大橋を出発し、
東京上野のゴール不忍池を
めざして健脚を競った。
1917年(大正6年)
4月27のことで、
あす(27日)で満100年を
迎える
◆河川に橋のない4か所
では渡し船を用いたと
いうから、
時代が感じられよう。
大会の成功を受けて
箱根駅伝が誕生するのは、
それから3年後のことで
ある。
みずから植えた小さな苗が
正月の国民的な風物詩に
育ったことを知れば、
発案者の土岐も泉下で
目を丸くするにちがいない
◆終戦を詠んだ歌がある。
<あなたは勝つものと
 おもってゐましたかと
 老いたる妻の
 さびしげにいふ>。
かつて春の夜、母に名前を
告げた女性だろう。
(編集手帳 讀賣新聞4/26)
posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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