2017年04月19日

技術革新が進めば、生活空間の危険は増加する

'17年4月19日(水)
[踏切] ブログ村キーワード

劇作家で歌人の寺山修司に
『心臓』という詩がある。
<心と/心臓とのあいだを
 流れる川を/
 血と名づける>。
誰の胸にも川は流れている。
流れているが、である
◆その人が出くわしたのと
同じ場面に居合わせたと
して、自分ならばどうして
いたか。
この一両日、考えている。
助けに行かねばと
「心」では分かっていても、
おそらくは「心臓」を
鷲掴みする恐怖で川は
凍りつき、立ちすくむだけ
だったに違いない
◆銀行員の児玉征史さん
(52)が電車にはねられて
亡くなった。
川崎市の京浜急行線八丁畷
(はっちょうなわて)
そばの踏切で、線路上に
立ち止まった高齢の男性を
救助しようとして
事故に巻き込まれたという
◆優しい「心」と
たくましい「心臓」の
あいだを、
温かい川が流れていた人
だろう。
勇気。崇高。無私。
浮かんでくる言葉は
幾つもあるが、
そのすべてをもってしても、
夫を、父をなくした
ご遺族の悲しみは癒やせまい
◆窪田空穂(うつほ)の歌を
思い出す。
<哀しみは身より離れず
 人の世の愛あるところ
 添ひて潜める>。
美しい心がもっとも美しく
表れる瞬間を狙いすまして、
人を泣かせる。
天の計らいは、ときに
薄情にすぎる。
(編集手帳 讀賣新聞4/18)

<飛び出すな車は急に
 止まれない>。
タイヤが摩耗していれば、
さらに停止するまでに
走る距離は長くなる。
電車のブレーキは
駅の停止位置に電車を止める
ためにある。
踏切では非常ブレーキを
使うことになり、
法令では600b以内に止まる
ことを義務付けている。

電車は踏切では止まらない
ものだと考えた方がいい。

昔は乗り物のスピードが
遅かったので、踏切という
遺物が現在にそのまま
残されたと考える。

鉄道の地下化が人に優しい
立体交差に違いないが
鉄道の負担能力を超える
だろう。
posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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