2017年03月27日

親の小言のように響く山本一力氏の人生相談の回答

'17年3月27日(月)    
[人生相談] ブログ村キーワード

人生相談の回答である。

相談された者が
途方に暮れてしまう。
あなたがどうしたいのか
伝わってこないからだ。
おれがおやじなら
こう言うぞと、
責務と心得て苦言を書く。
30代は
40代、50代への短い
助走路だ。
生きている限り歳は
確実に重なってゆく。
しかも速度を増して、だ。
30代なら
1日でできたことが
40代では1日半、
50代だと2日かかることも
多々ある。
加齢が時間消費量を
増やすのは、生き物の
摂理だろう。

身体でわかっていた
先達たちは、わが20代に
口うるさく言ってくれた。
早く身を固めろ。
子供を授かって初めて
一人前だ。
「ひとり口は食えないが、
 ふたり口なら食える」
とも。
貧しかろうが、ふたり
合わせばやりくりできる、
の意だ。

離婚が日常性を持った
当節では、一概には
言い切れない。
が、正鵠(せいこく)
射ている側面は間違いなく
あるだろう。

今は1人でできていること
の幾つを、10年後にも
できるのか。
残る生涯をひとり暮らしで
やり通せるのか。
仕事も続けていけるのか。

考えるべきことは
山積しているはずだ。
今日はそれらから目を
そらせていても、
問題は必ず追ってくる。
追いつかれたとき、
歳を重ねている分、
体力も気力もいまより
格段に衰退している。
迎える明日を味方に
つけるには、今日を
見詰めて自分で答案を
書くことが肝要だ。

わたしは離婚するなとは
言ってない。
気に染まない相手と暮らす
ぐらいなら、1人がいいと
断ずる者も、もはや少数派
ではないらしい。

しかし決めた責任は当人に
ある。
四重の五重のと、
重箱みたいに歳だけ重ねた
揚げ句、後悔しても
間に合わない。
脚色なしの現実を、
真正面から見詰める
ように助言する。
途方に暮れていられる
時間は、もう長く残っては
いない。
(産経ニュース3/26 01:00)

人生は、何があっても
自己責任だと思う。

参考
山本一力 
 作家。69歳。
 平成9年、『蒼龍』で
 オール読物新人賞を
 受賞しデビュー。
 14年、『あかね空』で
 直木賞受賞。
 近著に『カズサビーチ』
 (新潮社)
 『サンライズ・サンセット』
 (双葉社)など。
 (記事文末回答者紹介欄)
posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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