2017年03月19日

春先の厄介者の「鼻水」との付き合い方

'17年3月19日(日)
[鼻水] ブログ村キーワード

大量の鼻水が喉に
流れて、不快な経験を
したことがないだろうか。

後鼻漏(こうびろう)といい、
過剰に分泌された鼻水が、
咽に落ちてくる病気だ。

中医学では、鼻水の色の
状態に合った漢方薬で、
分泌を減らし、対処して
いく。

放っておくと、頭痛や、
めまいなどの原因になる
こともあるだけに、
早めに対策していこう。

鼻水は、本来、前鼻孔から
垂れてくるのが普通だが、
大量に分泌されると、
喉の奥のほうに流れて
行くこともある。

このような症状を
後鼻漏というのだ。

食事をしているときや、
寝ているとき、あるいは、
話をしているときに、
よく起こる。

そもそも、鼻水は、
かぜによる鼻炎、花粉症
などのアレルギー性鼻炎に
よって分泌される。
このときは、水っぽい
鼻水だ。
ほかに、細菌やウイルスに
よって副鼻腔内に炎症が
起こると、黄色や緑、
褐色の鼻水になる。
まれに、真菌性の場合、
黒い鼻水が出ることも
ある。

鼻水は、飲酒や喫煙、過労、
睡眠不足などの生活習慣が
原因で、免疫力が低下する
ため、症状が悪化するのだ。

ストレスなどによる、
自律神経の失調で起こる
こともある。

朝、起床後に
鼻水やくしゃみ、痰が
出る人は、
自律神経失調症による
後鼻漏であることが、
多く見受けられる。

いずれにしても、
予防のためには、
免疫力を下げないように
すること。

まずは、飲酒や喫煙は控え、
睡眠を十分にとる。
水っぽい鼻水が出ている
ときは、からだが冷えて
いる。
努めて温める生活を。
そうして、疲れや
ストレスを
ためないようにする。

カレーやキムチ、ワサビ
などの香辛料をとり過ぎ
ないこと暴飲暴食を改める
ことも重要だ。

また、鼻まわりの
ツボ指圧もお勧めできる。

かぜやインフルエンザ
対策の基本ともいえるが、
鼻に細菌が侵入しない
ように、手をきれいに
洗うことも大切である。

それでも、改善されない
とき、現代医学では、
抗生物質やステロイド薬、
点鼻薬を使って対処する。

一方、中医学では、
症状や体質に合わせた
漢方薬で対応していく。
(略)
鼻炎は、不必要なものを
排泄する脾胃(ひい)
弱る脾胃気虚や、温める
力が弱る陽虚により、
免疫力が低下して起こる。

これは湿邪が原因だ。
体内の水分代謝が上手く
いかず、余分な水分が
蓄積した痰湿の状態である。

これまでは、湿邪がおかす
場所は肺だけという考え
だったが、(新しい概念)
五度弁証では、肺だけでなく、
肝、腎、脾、心にも及ぶ
というのだ。

例えば、仕事で疲れている、
かぜを引きやすい、
花粉症もあるということで
あれば、肺脾気虚、
冷え性だったり、冷たい
ものをたくさん食べる
習慣があれば、肺脾腎陽虚、
喉に逆流する鼻水が臭い、
口に苦みがある、黄色や
緑の鼻水が出ているときは、
肝胆湿熱と考えるのだ。

さらに、ストレスなどに
より精神状態が不安定で、
自律神経の失調を起こして
いるような場合は、
心の気虚が影響した
気滞瘀血(きたいおけつ)
分類する。

肺脾気虚が進むと、
鼻水がサラサラから
ドロドロ、ネバネバして
くることになる。
黄色や緑色などの鼻水に
なると、炎症による熱も
加わった湿熱の状態と
判断する。

漢方薬は、鼻汁の色に
合わせて使い分けていく。

個人の体質や症状に
よって、適した漢方薬は
違ってくる。
(略)
(日本中医薬研究会専任講師
 仝選甫(とんせんほ)
 古の知恵は健康への道しるべD
 月刊ことぶき'17/2寿出版梶j


〇後鼻漏を緩和するツボ
媚中、印堂、攅竹、鼻通、
迎香、四白、太陽、(風池)
(同記事イラスト)

〇後鼻漏に対処する漢方薬
■透明の鼻水
玉屏風散、蒼耳散加味、
川芎茶調散など
■黄色・緑色など、
 色のついた鼻水
玉屏風散、竜胆瀉肝湯、
温胆湯、参苓白朮散など
■ストレスが原因の
 トラブル
加味逍遥散、玉屏風散
川芎茶調散など
(同記事注記)

ツボはネットで絵を探して
ください。
posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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