2017年02月15日

きょうのために使うか、あすのために投資するか

'17年2月15日(水)
[奨学金] ブログ村キーワード

本来なら春からの新生活に、
胸をふくらませるとき
だったろう。
資格をめざして大学の
推薦入試に受かったのに、
お金が払えなくなり
入学を取りやめた。
そんな大阪府の高校生の
投書が先日の声欄に
あった
▼「将来、私に子どもが
  できたら同じ経験を
  させたくない」との
言葉がつらい。
似た境遇の若者は他にも
いるのではないか。
日本は大学進学への
支援が薄いと言われて
久しい。
返済のいらない
給付型奨学金が
ようやく創設されるが、
対象人数も額も十分では
ない
▼「福祉は社会で支える
  考えが広がって
  いるのに、
  教育は家族の責任の
  ままだ」と
教育社会学者の
濱中淳子さんは言う。
数年前の世論調査で
「優先して税金を
 投入すべき分野」を
たずねたところ、
1位が医療・介護、
2位が年金で、教育は
3位だった
▼経済的に恵まれない人が
大学教育を受けられるよう
税金をさらに使ってもいい
という人は、2割から3割
しかいなかった。
世論の後押しがなければ
政策は動かない。
「子の教育に
 お金をかけられる層と、
 それ以外の層との格差が
 ますます広がらないか」と
濱中さんは懸念する
▼奨学金といえど
後で返さなければならない
貸付金が大部分で、
多くは利子まで求められる
のが現状である。
国立大学の授業料も
高くなった。
学費や生活費のため
バイトに明け暮れる
大学生は少なくない
▼消費税1%分の税収で
大学授業料が全員無料に
なるとの試算もある。
未来の社会に向けた投資を
増やす。
先送りをしてはならない
(天声人語 朝日新聞2/14)
posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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