2017年01月12日

博士だけでも大臣だけでも国は支えられない

'17年1月12日(木)
[没頭] ブログ村キーワード

ドイツの数学者ガウスに
逸話がある。
ある問題に熱中しているとき、
医者がそばに来て、
2階で奥さんが危篤だと
告げた。
ガウスは目をそらさず、
つぶやいたという。
「待つように言ってくれ。
 もう少しで解答が出る」
◆作家のアイザック・
アシモフが
『アシモフの雑学コレク
 ション』(新潮文庫)に
書き留めている。
これは少々度が過ぎた
例だが、研究以外は目に
入らない没頭ぶりは
古今の学者に共通する習性
であり、魅力でもあろう
◆熱中することの美しさを
米国の作家ジョン・
スタインベックは別の
表現で語っている。
<天才とは、蝶を追って
 いつのまにか山頂に登った
 少年である>と
◆第一生命保険が
『大人になったら
 なりたい職業』を
保育園児と小学生に聞いた
ところ、男の子では、
「サッカー選手」に次いで
「学者・博士」が2位を
占めた。
前年8位からの急上昇と
いう。
無心に蝶を追いつつ、
いつか山頂に立つ子も
いるだろう
◆そういえば、
「末は博士か大臣か」
という言い回しを最近は
聞かない。
いつぞやの
「よみうり時事川柳」を
思い出す。
<勉強を せぬとああいう
 大臣に>。
聞かないわけである。
(編集手帳 讀賣新聞1/11)

新宿駅のホームだったと
記憶している。
線路の保守をしている
鉄粉で汚れた作業服の
人たちがいた。
それを見た若い母親が
子どものしつけをした。
「勉強しないと、
 ああいう人たち
 みたいになるよ」。
職業に貴賤はない。
(かご)に乗る人
駕舁(かつ)ぐ人
そのまた草鞋(わらじ)
作る人

このことわざは、
人の身分や職業は
さまざまだという
例えであるだけでなく、
人と人との社会的な
つながりを示す
例えでもあるそうである。

因みに、
馬鹿の一つ覚え、で
ガウスの定理を知っている。
1〜40まで足したらいくつに
なるか。
ガウス少年のクラスに
先生が出した問題である。

1+2+3・・・・・・・38+39+40
ガウスはこれに一工夫して
40+39+38・・・・・3+2+1を
加えると、
41+41+41・・・41+41+41に
なることに気付いた。
→ 41×40(=1640)
二重に足されているので
答えは820(=1640÷2)
これから導き出される
一般式は n(n+1)/2 で
ある。

専門家によれば
ガウスたちに与えられた
問題は、100まで足すことで、
この方法は
定理とまでは呼ばれて
いないらしい。
答えは 5050
(=100(100+1)/2)

posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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