2009年09月29日

赤城の子守唄は幼児の心を傷つける

'09年9月29日(火)

泣くなよしよし
 ねんねしな
山の鴉(からす)
啼いたとて
泣いちゃいけない
 ねんねんしな
泣けば鴉が
 またさわぐ(1番)


坊や男児(おとこ)
 ねんねしな
親がないとて
 泣くものか
お月さまさえ
 ただひとり
泣かずにいるから
 ねんねしな(2番)


これは佐藤惣之助作詞
「赤城の子守唄」の歌詞

一番の歌詞には、
「泣くな」という言葉が
泣くなよしよし、と
泣いちゃいけない、と
いう形で出てくる。

これは、
赤子の泣くという行為に
関してだが、
幼児の泣くという
行為には大切な働きが
あるという。

子育てカウンセラー
萩原 光さんは
こう言う。

“泣く”という行為は、
成長期子ども
とって
大切な意味があります。
泣くことには、
ストレスを発散し、
不安を解消する作用が
あるのです。

ところが、
泣くことを無理に
がまんさせようと
すると、
かえって
ギャーギャー泣きの
がまん泣きに
なったり、
吐いてしまったり
することがあります。

そして、
不安や緊張を
どんどん抱え込んで
しまうのです。

お母さん自身、
ご両親が厳しい方で、
子どもの頃から、
泣くとひどく
叱られたそうです。

「だから、
 ついわが子にも、
 『泣くんじゃない!』
 と言ってしまう
 のです」

お母さんは、
かける言葉を
変えてみました。
「いっぱい
 泣いていいよ。
 ママと離れるのは、
 不安だよね。
 でも、
 ヤダヤダ言いながら
 でいいから、
 がんばって
 幼稚園に行こうね」

泣き声はかえって
大きくなりましたが、
泣きながらも、
のろのろと
幼稚園に行けるように
なっていきました。

お母さんに
不安はありません。
「たとえ辛いことが
 あっても、
 泣いて気持ちを
 発散すれば、
 乗り越えていける」
という確信が
持てるようになった
からだそうです。
(子育てカウンセラー
 萩原 光 言葉不足、
 マイナス言葉で
 育った子の「今」
 別冊PHP'09/10)


カタルシスとは浄化の意。

アリストテレスは
悲劇の目的を
苦しみの感情(パトス)
の浄化にあるとした。

最も一般的な理解では、
悲劇を観て涙を流したり、
恐怖を味わったりする
ことで
心の中のしこりを
浄化するという(広辞苑)。

泣くとは、成長につれ、
退化によって失われていく
男の機能ではある。

参考
YouTube-東海林太郎 赤城の子守唄 1965
posted by (雑)学者 at 01:00| 東京 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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