2009年09月28日

桂 吉弥監修 子どもに受ける落語小話

'09年9月28日(月)

お祭りのカメ
たけしくんは
お祭りに行きました。

すると、
カメを売っている
おじさんがいました。

「さあ、
 いらっしゃい。
 カメはいらないか。
 むかしから
 『ツルは千年、
  カメは万年
 といって、
 ツルという鳥は
 千年生きて、
 カメは一万年も
 長生きするんだよ。
 さあ、
 買った買った」

たけしくんは
おこづかい
全部使って、
カメを一匹買って
帰って、
おうちの金魚鉢に
入れました。

そして、次の日の朝、
金魚鉢の中を
のぞいてみると、
昨日買ったカメが
死んでいました。

たけしくんは、
カメを売っている
おじさんのところへ
やって来ると、
「ちょっと!おじさん
 ひどいじゃないか!

 カメは一万年も
 生きるって
 言ってたのに、
 昨日の晩に
 死んじゃった
じゃ
 ないか!

 一万年生きるって
 いうのは
 うそだったの!?」

おじさんは
頭をかきながら、
「いやあ、
 ごめんごめん。
 一万年生きるって
 いうのはうそじゃ
 ないんだけどね、
 あのカメさんは、

 昨日がちょうど
 一万回目の誕生日

 だったんだよ」


ケチな親子
とてもケチな
親子がいました。
ある日、
子どもお父さん
じまんして
言いました。
「ねえねえ、お父さん。
 ぼく、今日は
 とてもすごい節約を
 したんだよ」

「ほーお。
 どうしたんだい?」

「駅からうちまで、
 バスに乗らないで
 バスの後ろをついて
 走って帰って
 来たんだ。
 バス代の2百円を
 節約した
よ。
 ぼく、
 えらいでしょう?」

それを聞いた
お父さんは、
「ばかだなあ、
 どうして
 バスの後ろをついて
 走ったりしたんだ。

 タクシーのあとを
 ついて走ったら
 千円も
 節約できた
のに」


潜水艦
海の中でのお話です。
「潜水艦」を
はじめて見たイワシの
子どもが、
お母さんイワシに
言いました。
「あっ。お母さん、
 見て見てえ。
 人間のかんづめだよ」


なにもしていない
「先生、
 なにもしていない
 のに、
 しかられることって
 ありますか?」

「なにもしないのに、
 しかったりは
 しませんよ」

「ああよかった。
 ぼく、今日の宿題、
 なにも
 していない
んです」
吉弥さんイチオシ!
 子どもにうける
 落語小ばなし
 別冊PNP'09/10)


年齢が頃合いの
お子さんに
聴かせてあげて
ください。


参考
桂吉弥のブログ・だいたい毎日日記
posted by (雑)学者 at 19:31| 東京 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス: [必須入力]

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/129056515
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック