信用金庫
(Shinkin Bank)とは、
預金の受け入れ、
資金の移動や貸し出し、
手形の発行などを行う
金融機関の一つである。
信用金庫法によって
設立された法人で、
信金(しんきん)と
略称される。
現在全体で100兆円を
超える資金を運用し、
地元の中小企業を中心に
60兆円強の資金を
融資するなど、
地域経済社会に
確固たる地位を
築いている。
'08年12月現在、
全国に279の信用金庫が
存在する(Wikipedia)。
信用金庫誕生のとき、
信用銀行という名称も
選択肢にはあったが、
「金は銀よりも上」の
政府機関だけしか
使っていなかった
金庫という名称を
許されたという。
サービスの良し悪しを
比較するとき、
速さを基準にする人が
かなりいます。
銀行と信用金庫は
どちらが待たせないか。
信用金庫の方が速い。
信金高速(心筋梗塞)
というくらいです。
お身内がこの災難に
遭われたかたには、
不謹慎を深くお詫び
申し上げます。
さて、これから
引用しようとしている
本は表紙のカバーに
'97年6月発行と
書かれています。
しかし、数字がないと
説得力がなくなるので、
当時のものをそのまま
使わせてください。
三重県の津信用金庫は、
全国で429行ある
信金中の成績が、
預金量310番目の
信金だった。
ここ20年来店舗は
増えていない。
津市は県庁所在地と
言いながらも人口は
16万人にすぎない。
こんな状況の中で
量の拡大は難しく、
効率化を図ることに
なった。
一軒一軒、足で稼ぐ
ドブ板営業をするのが
生命線のように
思われている
金融業界で、
思い切って
職員の4分の1に
当たる得意先係を
廃止する計画を
立てた。
この提案に、
「信金の看板を
外すにも等しい」と
幹部や職員の
ほぼ全員が反対した。
これを
3年かけて説得し、
「得意先に
出向かなくても
向こうから
訪ねたくなる」
店づくりに努めた。
床には
絨毯を敷き詰めて
BGMを流し、
駐車場を店ごとに
30台分確保。
職員には
「お客様を3分以上
お待たせしない」
よう徹底した。
その結果、
貸出金利が
業界一低くなった
だけでなく、
無理な貸し出しが
減って
不良債権は
わずか197万円に
なった。
おまけに、
職員の残業時間は
ゼロとなり、
年間労働時間も
1800時間を切って
喜ばれている。
(「いい話」のおすそわけ
太田典生 三笠書房
知的いきかた文庫)
大抵の銀行は
30分は待たせます。
おそらく、
津信金といえども、
最初の声を掛けるまでに
3分は待たせない
ということでしょう。
現在、「金利に勝る
サ−ビスはない」
との経営方針が可能なのは
やはり効率化のせいで、
たしかに
都市銀行やゆうちょ銀行に
比べても預金金利は高く
設定されています。
預金金利が高く、
貸出金利が低く設定され、
待たせないとなれば、
ディスクロージャーに
積極的なこともあって、
津、鈴鹿、松阪各市の
営業地区の住民は
他の金融機関へは
行かないでしょう。
金融機関の経営の
健全化を図る
一環として
進められてきた
金融機関の再編策
によって、
当時の信金は、
数が半減したが、
津信金は健全経営で
見事に
生き残っています。
参考
津信用金庫:「金利に勝るサービスはない」と考えております

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