2009年07月04日

演奏が終われば、指揮者は臨死状態

'09年7月4日(土)

これから話題にする
西本智実とは何者か
という疑問が
起こらないように
若干の説明から始めます。

西本智実('70/4/22-)は
大阪市出身の女性指揮者。

身長167.5cm。
趣味は篆刻・盆栽・書道
  
'94年 大阪音楽大学
作曲科卒業。

'96年 ロシア国立
サンクトペテルブルク
音楽院研修生。

'98年 京都市交響楽団を
指揮して国内デビュー。

'02年 ロシア・
ボリショイ交響楽団
ミレニウム
首席指揮者に就任。

'04年〜'07年
チャイコフスキー
記念財団ロシア交響楽団
芸術監督兼首席指揮者。

'04年〜'06年
ムソルグスキー記念
サンクトペテルブルク
国立アカデミック・
オペラ・バレエ劇場
首席客演指揮者。

幼少からピアノ
クラシックバレエを学ぶ。
28歳のデビューから
37歳までロシアを拠点に
活動を続け、
日本人の若手指揮者と
しては異例ともいえる
キャリアを誇る。

'07年6月からは
ドイツ・ベルリンを
拠点としている。

指揮台での美しい姿から、
西本の公演チケットは
Pブロック
(バックステージ側)から
売れてゆくと言われる。

西本は阪急宝塚線で
大学へ通っていた頃、
宝塚音楽学校の
生徒達から
上級生と間違われ、
よく挨拶をされていた。

長身と容貌から
「男装の麗人」
「宝塚の
 男役スターのよう」
と形容され、
熱狂的な
女性ファンも多い。

「クラシック界の
 オスカル様」と
揶揄されることもある
   Wikipedia

彼女の正体が知れた
ところで、
音楽への取り組みに
ついて
聞いてみました。

---クラシックというと、
敷居の高さを覚える人も
多いようなのですが・・・。

指揮者の立場から
言わせていただくと、
演奏会のお客さんって
すごくパワーを
持っていて、
一緒に空間を共有して
いるという認識なんです。

舞台と客席に敷居は
ありません。

演奏が終わると
集中力は限界。
肉体と精神力の
ぎりぎりのところに

います。

多いときは
100人近くにもなる
オーケストラの大音量で
耳を使い果たして、
向こうのほうへ
行っているというか。

そのときにお客さんの
顔を見て、
ようやく現世に
戻ってくる感じです。

---普段はどのような
ことを
して
いらっしゃいますか

常に楽譜を持ち歩いて
います。
まずは楽譜を覚え、
楽譜を分析します。
分解して、
もう一度組み立てる。

それにともなって、
オペラなら語学だったり、
作品の時代背景や
舞台となった場所

ついてなど、
非常に広い範囲のことを、
現地に行ったり
文献を使ったりして
調べます。

ずっと頭の中で、
ああでもない
こうでもないと
考えています。
考えて考えて、考える。
もう、
恐ろしいですよ(笑)。

---楽譜の分析とは、
どういうことでしょう?

たとえば
いつもつけている腕時計。

分解していくと、
部品の種類や配置、機能が
わかります。

この楽譜分析ができて
いると、
目の前にオーケストラは
いなくても、
この楽器だけ強くすると
全体がどうなって・・・・
というように、
頭の中で音が出てきます。

朝は必ずやっています。
まだ、
身体が半分寝ていて、
リラックスしている中で。

---その朝の時間は、
少し特別なように感じ
られます。

私の場合は、経験上、
朝型がいいみたい。
朝も昼も夜もない生活に
なることも多いですが、
夜休む前には
あまり考えないように
しています。

専門職だからどうしても
頑固なところがあるの
ですが、
こだわりを持ちつつも、
こりかたまらないように
心がけています。

健康管理にも気を配って、
腹筋、背筋、首筋は
毎日鍛えています

(まどろみの中で見るのは、
 夢ではなく 丹所千佳 文
 PHPスペシャル'09/7)


参考
西本智実 プロフィール
徹子の部屋
YouTube-西本智実1
YouTube-西本智実2
YouTube-西本智実3
YouTube-西本智実4

posted by (雑)学者 at 01:00| 東京 霧| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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