自己免疫疾患とは、
細菌、ウイルス、
腫瘍などの
自己と異なる異物を
認識し排除するための
役割を持つ免疫系が、
自分自身の
正常な細胞や組織に
対してまで
過剰に反応し
攻撃を加えてしまう
ことで症状を来す
疾患の総称である。
多くの自己免疫疾患は
女性に多い
(Wikipedia)。
これは
身体の病のことだが、
心の病も
自己免疫疾患のように
自分自身を攻撃すると、
犯罪精神医学者で
精神科医の福島章氏。
ロジカルな名文なので、
抜粋ではあるが、
なるべくそのまま
引用したい。
「悩み」は、
自分の考える理想と、
実際にある現実とが
矛盾していると
認知した時に
生まれる。
自分の
価値観や理想像と
現実との間の矛盾と
いってもよい。
この「悩み」は、
小さな妄想の卵の
ようなものでもあるが、
ふつうの程度に
健康な人の場合、
それほど
発展することはない。
ただひたすら、
心配、不安、苦痛、
抑うつ、強迫観念
などにとらわれ、
無力感・不全感に
支配されがちになる。
もちろん、
この「悩み」が
極端に内攻して
自我を支配すれば、
うつ病や自殺に
至ることもある。
たしかに、
自殺や殺人に走る人々は、
すべて
「悩み」をもった
人々である。
しかし、
統計的に見ると、
逆に
自殺や殺人に走る人は、
「悩み」をもった人の
集団全体の中では稀で、
例外的な人である。
そういえるほど、
「悩みをもつ」人の
数は多く、
「悩み」とは
一般的で普遍的な
心理だともいえる。
この「悩み」の
種子となる要因
(ストレッサー)は、
自分の性格、気質といった
内面的な特徴や、
病苦、身体的な劣等感と
いった肉体的問題や、
容姿、スタイル、
身長といった
自分の外面的な問題、
あるいは学業、職業、
貧困、名誉、
人付き合いなどの
社会行動上の問題などと、
実にさまざまである。
「悩むのはつらい」
という人は、
自分という殻を解き、
家族にでも、
友人・知人にでも、
自分の悩みを
はっきりした
言葉にして語ってみる
のがよい。
もし、身近に
適当な相談相手が
見つからなければ、
カウンセラーや
臨床心理士、
精神科医などの
専門家に相談する
のがよい。
しかし、
「専門家に相談する
時間も金もない」、
「人と面と向かって
話すのは不得意だ」
という人は、
近ごろとみに整備された
各種の電話相談に
連絡するのが、
簡便で有効である。
いずれにせよ、
悩みを解決するには、
自分の殻の中に
抱えこまない
ことである。
(福島章
悩みを悩むしくみ
PHP'09/3臨時増刊号)
福島氏は、
この「悩み」が
外向して行動化すれば、
犯罪や非行といった
反社会的行動に
出ることも
ないではない、
悩みが高じて、
周到な準備の上、
ついに
秋葉原の街頭で
7人の人を殺害し、
多数の人を傷つけた
若者がいた、と
警告する。
この事件は
昨年の6月8日(日)に
発生した。
参考
福島章('36/1/29-)
犯罪精神医学者
精神科医(医学博士)
専門は、精神医学
上智大学名誉教授
府中刑務所医師、
東京医科歯科大学助教授、
上智大学文学部教授を歴任
深川通り魔殺人事件
下関通り魔殺人事件
西鉄バスジャック事件などの
裁判で精神鑑定を行う
「ネット利用者や
オタクは
性犯罪者予備軍」との
持論を展開
メディアへの登場も多い

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福島章は少々偏見や思い込みが強い方みたいですね
足利事件でも福島の鑑定が冤罪を生む一つのきっかけになったみたいですし
http://ja.wikipedia.org/wiki/福島章