グレース・ケリー
(Grace Patricia Kelly、
'29/11/12-'82/9/14)は、
ハリウッドのスターから
モナコ公国
レーニエ大公妃に
華麗に転身した。
同時代の女優
マリリン・モンローの
明るさとセクシーさを
前面に出した美貌とは
対照的に
気品を湛えた美貌は
「クールビューティー
(cool beauty)」と
賛美された(Wikipedia)。
ここで故モナコ大公妃に
ご登場願ったのは、
トリノ五輪で
クールビューティーと
評された
荒川静香選手の
次の記述を引用するに
当たって
この言葉が単に
冷たい「氷」からの
連想だけで
辿り着いたのではなく、
「気品を湛えた」という
言葉であるということを
認識しておくべきだと
考えたからです。
スキーもスケートも
夏にうまくなり、
水泳は冬にうまくなる。
シーズン中に
練習したことは
オフシーズンに
その情報が整理され、
記憶されるのだそうです。
それなら、今
スケートの話をしても
いいと。
スポーツの世界では、
誰もが勝敗と無縁では
いられない--------
そんな印象を誰もが
おもちなのでは
ないでしょうか。
意外かもしれませんが、
私はどんな試合でも
他人に勝ちたいと
思ったことがないのです。
大切なのは
最高の演技をすること。
トリノ五輪で金メダルを
獲得したときも、
周囲の方や
子ども時代を過ごした
仙台の方々などが
自分のことのように
喜んでくださったことが、
うれしかった。
みなさまの笑顔が
何よりも
心に響くのです。
そう思うようになった
きっかけは、
子ども時代に
経験した
「シンクロナイズド
スケーティング」
です。
氷上のシンクロといわれ、
30人位で滑る競技なの
ですが、
これが楽しくて!
みんなの気持ちを
ひとつにして
取り組むものなので、
感動を共有できる。
分かち合う喜びが、
自分の中で
大きな意味をもつように
なりました。
ただ、
まわりのことを
考えるゆえに、
悔しさなどの感情を
表に出さないように
なってしまった
一面も・・・。
自分が勝っても
他の選手の残念さを
感じとると、
率直に自分だけ
喜ぶことが
できない・・・。
多くの方に
クールな印象を
与えてしまったのも、
そうした気持ちの
現れかもしれません。
今はプロのスケーター
としての活動とともに、
アイスショーの
プロデュースを
していますが、
そのときも
キャストの個性を
生かすよう努めます。
子どもたちにも
ショーの感動を
体験してほしくて、
出演してもらって
いますが、
そのなかで
帰り道に泣き出した
子がいたそうで。
「明日から
ショーがないのが
さびしい・・・」と。
おかげさまで、
今は充実した日々を
送っています。
(荒川静香
モヨリノVOL.4/'09夏
郵便局鰍ゥら抜粋)
あの物事に動じない
禅宗の高僧の
悟り切ったような
クールな面立ちは、
ライバルも観衆も
あのトリノのリンクには
いなかったからなのです。
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