屁(へ)という字の部首は
「しかばね(尸)」だそうで、
「おなら」の位置づけは
昔からそう高くは
なかったようです。
しかし、生き物の体の働きに
無駄はなく、医学的には
こう説明されています。
腸内細菌が腸の内容物を
分解するときには、
いろいろな種類のガスが発生し、
また、飲みこんだ空気も
腸へ進んでいきます。
おならは、腸の蠕動運動
によって出るものなので、
胃腸の手術のあとのものは
腸の機能が回復したことを
示す大切な「お知らせ」
なのだそうです
(安藤幸夫著体のしくみ事典
日本実業出版社を脚色)。
さて、尾籠な話で始まった
話題を日常的なところまで
戻すことにしましょう。
難しい漢字に出会ったとき、
この際だから、
概略の感じだけでもつかんで
おこうと思っても、
部首が分からないために
漢字辞書が引けないこと
がよくあります。
学問の領域へ踏み込んでいるか
どうかは分かりません。
参考までの例をあげるに止めるため、
すべてではないが、
部首の突き止め方の練習には
なるでしょう。
漢字群がヒントになるが、
次の漢字の部首を→の右に
掲げました。
甄、瓲、甍、瓶
→かわら(瓦)
医、区、匹、匿
→かくしがまえ(匸)
臾、舅、學、興
→うす(臼)
幀、帚、市、師
→はば(巾)
黻、黼
→ぬいとり、ふつ(黹)
肆、肇、晝、粛
→ふでづくり(聿)
韓、韜
→なめしがわ(韋)
斟、斡、魁、料
→ますづくり、とます(斗)
弁、弄、廿、彝
→にじゅうあし(廾)
皺、皷、皰、皸
→ひのかわ、けがわ(皮)
屁、屓、尹、履
→しかばね(尸)
麩、麺、麹、麭
→ばくにょう、むぎ(麥)
殷、殼、殴、殺
→るまた、ほこづくり(殳)
虔、乕、虜、彪
→とらがしら(虍)
影、彦、鬱、彭
→さんづくり(彡)
鼇、鼈
→べん(黽)
凱、凪、処、凡
→つくえ、きにょう(几)
疎、疑、楚、胥
→ひき(疋)
飲、歔、欲、歌
→けんづくり、あくび(欠)
鬯、鬱
→においざけ、ちょう(鬯)
發、登、癸、発
→はつがしら(癶)
兌、兆、児、竸
→にんにょう、ひとあし(儿)
翳、翔、翰、翠
→はね(羽)
像、豚、豪、象
→いのこ(豕)
黔、墨、黛、黶
→くろ(黒)
辟、辣、辜、辞
→しん、からい(辛)
罐、罎、罍、罅
→みずがめ、ほとぎ(缶)
式、弑、貳、弌
→しきがまえ(弋)
耜、耡、耗、耕
→らいすき(耒)
劉、分、券、初
→かたな、りっとう(刀)
原、靨、暦、厨
→がんだれ(厂)
貌、貘、貉、貂
→むじな(豸)
覆、覇、要、賈
→あがしら、にし(襾)
農、辱、辰、蜃
→しんのたつ(辰)
肛、膠、脊、胤
→にくづき(肉)
靱、鞴、鞭、鞏
→かくのかわ、つくりがわ(革)
戮、截、我、戊
→ほこがまえ(戈)
(出口宗和著
読めそうで読めない
間違いやすい漢字
二見書房から編集)
さて、ご記憶に留めて
いただければ
何かの足しにして
いただけるでしょう。
タグ:漢字 部首 屁 殴 像


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