内田英二著
子どもの伝記全集
福沢諭吉 ポプラ社。
これを小学校の図書から
借りたまま返さないで
20年ほどわが家の本箱に
置いてあります。
後ろめたい気持ちは
ずっとあったが、
怖いことにそれが
だんだん薄れてきて
います。
子どもには返すように
きつく言ったはずだが、
返却予定日を経過して
返し辛くなったのでしょう。
'07年度に全国主要都市の
公立図書館で行方不明と
なった本が約28万4千冊に
のぼり、
被害額は4億1千万円と
試算されるそうです。
大半が無断で持ち出された
とみられ、本の表紙だけ
残して中身を抜き取る
手口。
本の表紙やカバーは
書架に残されているため、
年に1回行われる蔵書の
一斉点検まで気が付かない
ことも多いようです。
持ち出された本が
捨てられていたケースも
多く、例えば、
関東の図書館では、
近くの商店の前の路上に、
約80冊が入った
ダンボール箱2箱が
放置されていたそうです。
東北の図書館では、
周辺の
コンビニエンスストアの
ゴミ箱に、
四国の図書館では
駅のゴミ箱に
蔵書が捨てられているのが
清掃員らによって
発見されています。
九州の図書館の
夜間返却箱に昨年末、
貸出手続きが
なされていない
約400冊が戻されたことも
あったそうです
(読売新聞11/9朝刊1面から抜粋)。
本屋で万引きすることを
大した犯罪だとは
思っていない昨今、
図書館の本を無断で
持ち出すのは
あまり道徳的ではない
くらいにしか
考えないのでしょうか。
昔は先生を敬うようにと
親から教えられたものです。
下に置いた本を跨ぐと
本は先生だからと
また叱られました。
先生がいじめに遭う
昨今だから
こういう議論は
時代錯誤だと
お叱りを受け兼ねないが、
無断で持ち出しておいて
ゴミとして処分して
構わないという感覚は
理解を越えています。
本を無断で持ち出せば、
読み終わったときに
処分に困ります。
そのためにも図書館
というシステムは
あるのでしょう。
子どももあるいは大人も
してはいけないことを
いちいち教えて、
させないようにしないと
コニュニティーが
崩壊してしまいそうです。
「福沢諭吉」は、
近いうちに学校へ持っていこう
と思っています。






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