松下政経塾(財団法人)設立趣意書
なるものがあり、
昭和54(‘79)年1月22日の日付で、
ほぼ30年を経過しているが、
色褪せたところが
ありません。
以下に一部を掲げるが、
少なくとも通読には値します。
わが国は戦後、
経済を中心として、
目をみはるほどの急速な
復興発展をとげてきた。
そして、今や一面に世界を
リードする立場にまで
なってきたのである。
しかしながら、
日本の現状は、まだまだ
決して理想的な姿に近づきつつ
あるとは考えられない。
経済面においては、
円高をはじめ、
食糧やエネルギーの
長期安定確保の問題など
国際的視野をもって解決すべき
幾多の難問に直面し、
また、社会生活面においては
青少年の非行の増加をはじめ、
潤いのある人間関係や
生きがいの喪失、
思想や道義道徳の混迷など
物的繁栄の裏側では、
かえって国民の精神は混乱に
陥りつつあるのではないか
との指摘もなされている。
これらの原因は個々には
いろいろあるが、
帰するところ、
国家の未来を開く長期的展望に
いささか欠けるものがある
のではなかろうか。
(後略)
趣意書(原文は参考から)の
5段落目に
設立の具体的目的が
述べられているが、
これを読んで
現横浜市長中田宏さんは
自分の進むべき方向が
決まったといいます。
僕はおかしいことに
目をつむって素知らぬ顔を
しているというのは
いやだった。
高見の見物で勝手に意見を
言っていただけだ。
そして、僕は思った。
「だったらやれよ」
町中のゴミが汚いと思えば、
拾えばいい。
山に行って、
「空き缶を、何でこんなところに
捨てるんだ」と発見すれば、
拾って帰ってくればいい。
運転していて割り込みで
不愉快な思いをしたら
譲ってあげて、
自分はやらなきゃいい。
横浜市長中田宏著
なせば成る(講談社+α文庫)
以前、あるテレビ局の宗教の時間は
いつも、
「暗いと不平を言うよりも
進んで灯りを点けましょう」
という導入から始まりました。
この心掛けは人生を
送るにあたっては、
極めて大切なことで、
事が思うように進まないことを
憂えるだけで、
その状況に甘んずるようで
あったら、
この塾の五誓に立ち返ることに
しては如何でしょう。
素志貫徹の事
常に志を抱きつつ懸命に為すべきを
為すならば、
いかなる困難に出会うとも
道は必ず開けてくる
成功の要諦は、
成功するまで続けるところにある
自主自立の事
他を頼り人をあてにしていては
事は進まない
自らの力で、自らの足で歩いてこそ
他の共鳴も得られ、
知恵も力も集まって良き成果が
もたらされる
万事研修の事
見るもの聞くことすべてに学び、
一切の体験を研修と受けとめて勤しむ
ところに真の向上がある
心して見れば、
万物ことごとく我が師となる
先駆開拓の事
既成にとらわれず、
たえず創造し開拓していく姿に、
日本と世界の未来がある
時代に先がけて進む者こそ、
新たな歴史の扉を開くものである
感謝協力の事
いかなる人材が集うとも、
和がなければ成果は得られない
常に感謝の心を抱いて
互いに協力しあってこそ、
信頼が培われ、
真の発展も生まれてくる
参考
設立趣意書|松下政経塾

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