ノートルダム女学院理事の
鎌田論珠(ろんじゅ)さんは
人とのつながりについて
その大切さを次のように
メッセージにされています。
「誰かに愛され、誰かが自分の
存在そのものを大切に思ってくれる。
その体験が、
存在の根底を支える自信に
つながるのです。
子どもは、思春期になると
アイデンティティー確立に
葛藤する時期を迎えます。
大人としての人間関係への
第一歩として、
それまで全面依存してきた
身近な大人に『独立宣言』を
しなければなりません。
一方、その空白を埋める友だちとの
人間関係は、それまで以上に
大切なものとなっていきます。
自意識の目覚めとともに自分自身が
嫌いになったり、
生きている意味がわからなくなったり、
苦しいトンネルを通り抜けなければ
なりません。
それはごく当たり前の大人への道
なのです。
そして感性豊かなこの時期には、
家族の人間関係の中でも、
大人の想像以上に悩み、苦しみ、
傷つきもします。
けれども、こんな葛藤が
人間としての成長に
つながっているのです。
幼いころに培われた
『愛されている自信』が
この時期を乗り越える力に
なります。
そして更に次元の高いつながりが
築かれるのです。
相手の心に耳を傾け、
自分の思いを伝える対話。
それには色々な形が
あります。
必ずしもじっくり話し合う対話
ばかりではありません。
時には反発や喧嘩もあるでしょう。
母親も仕事を持つ時代、
夫婦共に多忙で親子の時間、
夫婦の時間が極めて短い家庭も
少なくありません。
でも、対話の質は必ずしも時間の
長さだけでは決まりません、
相手への関心の度合い、
相手によって変えられる柔軟さが
受け止め合うキャッチボールを
可能にするのです。
自分の力を超えたところで出会う
ほんものの幸せ
カトリック修道女鎌田論珠
PHP11月臨時増刊号2008
(PHP研究所)から引用」
キタキツネの巣立ちは壮絶な
ものがあります。
子どもは巣に戻ろうとするが、
母親が追い払います。
子どもは、何度となく、隙を窺って、
巣に戻ろうとするが、
その都度、親に追い払われます。
双方が必死の闘いなのだが、
親の真剣味が幾分優って
いるので、
子どもは戻ることを諦めます。
一冬越すと、
子どもの数は減っていて、
耳を食い千切られたものも
います。
動物たちはこうして健気にも
生きています。
野生動物の逞しさに
人として成長しようとする心を
併せ持って生き抜けたらと
いつも思っています。
参考
YouTube-さだまさし / 案山子






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