2008年09月03日

あなたにキスするのは公明正大ではない

'08年9月3日(水)

サッカーは手を使ってはならないし、
ラグビーは後ろへしかパスが
出せません。
ゴルフはあるがままの状態で
プレーするもので、
日本のローカル・ルールは
その精神に合いません。

イギリス発祥のスポーツ
わざわざきついハンディを
ルールに取り入れたもので
人間形成に大きく与っています。

スポーツはイギリスの青年の生活では
 大きな役割を果たしています。
 フェア・プレイという言葉は、
 彼らのスポーツやゲームの習性から
 生まれたものです。

 インチキや規則違反で勝つのは、
 フェア・プレイではないのです。
 この本能は彼らの生活の全体に
 ゆきわたっていて、
 行為の規範になっているのです。

 (イギリス発祥の)クリケットを
 やる(play cricket)とは
 なにごとでも『公明正大にやる』
 という意味です。
 定期船に乗っている娘が、
 一人の乗客と婚約し、
 後から別の人に
 しつこく言い寄られるとします。
 そのとき彼女が、
 『お気の毒ですが、
 あなたにキスするのは
 クリケットではありません、
 I’m sorry, but it’s not cricket for me to kiss you.
 といえば、
 相手はひきさがるのだそうです。

 エチケットを守る精神
 フェア・プレイにつながるものです。
 エチケットを守らなくても、
 法律上の犯罪にはなりませんが、
 人からいっそう不名誉な扱いを
 受けることになります。
 岩田一男著 
 英語に強くなる本(光文社)から引用


賄賂を拒絶する精神も根底では
フェア・プレイに繋がるものです。

なかなか割り込めない上流階級への
あこがれも、
イギリスでは、エリート意識の伝統を
守る働きをしているのでしょう。


参考
YouTube-イギリス国歌「神よ女王陛下を守り給え(God Save the Queen)」
posted by (雑)学者 at 00:00| 東京 霧| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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