2008年09月01日

スポーツの秋、負けて覚える相撲かなとか

'08年9月1日(月)

アスリートたちは、マイクを向けられると
悟りを開いた高僧のような人を頷かせる
答えを返してきます。

それは、ここにいたる過程が平坦ではなく、
普通の人生をいくつも凝縮したような
多くの挫折を味わい、苦行僧のような
難行を続けてきたことを物語っています。

スポーツの世界では、どの種目をとっても、
一流選手ばかりのなかでは、
素質だけで戦える領域は少なく、
暗黙知の領域がどれだけ身についているかで
差がついているように思うのです。

負けるが勝ちという諺があるが、
負けは勝ちに繋げなければ、
名もなきアスリートで終わってしまいます。

桑原晃弥著、「トップアスリート」名語録から
意識の持ち方を拾ってみました。

「一位で終わるためには、
 何度も、何度も二位を続けていなければ
 ならない
 ------ゴルフ  ジャック・ニクラウス

 メジャー大会通算18勝を誇るジャック・ニクラウス
 によって、ゴルフは世界的なスポーツになったと
 言っても過言ではない。
 その帝王ニクラウスでさえ、常勝だったかと言うと
 決してそうではなかった(名語録から)。」

諦めずに、二位を続けることによって、
いつでも一位になれる力と感を維持し続けたのだと
思います。

「私は勝ち続けることで成長したんじゃなく、
 負けて強くなってきたんです
 ------レスリング  吉田沙保里

 アテネオリンピック女子レスリング55キロ級
 金メダリストの吉田沙保里が6年間続けた
 公式線119連勝記録、
 それがアメリカの無名選手
 によって破られたときは大きなニュース
 なった。

 59キロ級の世界チャンピオンで苦手だった
 山本聖子の励ましを受け、吉田は
 『聖子ちゃんに負けたから、自分の足りない
 部分を見つめ、徹底的に磨くことができた』
 と語った(名語録から)。」

山本聖子は女子フリースタイルの選手で
世界選手権
'97年(51kg級)、'00年(56kg級)、
'01年(56kg級)、'03年(59kg級)で金メダル
を獲得、
'04年アテネオリンピックの代表選考会では
55kg級にエントリーして吉田に敗れました。

吉田沙保里選手の連勝記録が119で止まったのは
1月の中国太原のレスリング女子W杯(国別対抗戦)で、
負けたマルシー・バンデュセン選手は
'05年のユニバーシアードで銅メダルの実績。

吉田選手は北京で連覇を達成した瞬間、
両手でガッツポーズをして泣きました。

オリンピック選手の涙は、
我がままで、可愛い自分に勝てたことを喜ぶ
うれし涙に違いありません。
特に、トーナメントは誰が決勝の相手になるか、
そのときまで、分からないのですから・・・・。

最後にノーコメントでもう一つ、
「チャンピオンなら、
 心の底からチャンピオンじゃなきゃダメなのよ
 ------テニス クリス・エバート(名語録から)

参考 
 クリス・エバート(Christine Marie Evert)
  (1954/12/21〜 )
  全仏オープン女子シングルス「7勝」の
  大会最多優勝記録保持者
  4大大会女子シングルス通算「18勝」
  冷静沈着なプレーから"アイス・ドール"
  (氷の人形)のニック・ネーム
  球速の遅いクレーコートを得意としたので
  "パリ(全仏)の恋人"とも
  '08年、オーストラリアのプロゴルファー
  グレッグ・ノーマンと再婚(Wikipedia)


関連過去ログ
ま、いいか」は自分を励ます優れた言葉
posted by (雑)学者 at 00:00| 東京 霧| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス: [必須入力]

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/105779731
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック