いのちという言葉をもっと
わかりやすく言えば、
自分の顔や手足、才能など
自分の意志ではどうにも
ならないこと。
もっと美人だったら、
もっと顔が良ければ、
もっとお金持ちの家に
生まれていればと誰しも
妄想したことはあるで
しょうが、
そもそも与えられたもの
ですから、
どうにもなりません。
私は子育てを通じて
そのことに気づきました。
親なら子どもには
100%の条件で育てたいと
願いますが、
100%完璧な状況なんて
あり得ません。
私の場合は働いていたので、
娘にしてやれないことが
たくさんありました。
しかしそれも彼女の運命ですし、
私が一所懸命生きていれば
娘もわかってくれると
今は思っています。
要は、与えられた条件で
一所懸命生きていくしかない。
そこで、自分に与えられたもの
に感謝することが
大切ですね。
私は通勤途中のお宮さんに
「ありがとうございます」と
10回お礼をしています。
自分が健康でいられることや
誰かに必要とされていること、
子どもが元気でいることなど、
普段は当たり前に思っている
ことでも失ったら
取り返しのつかないことを
感謝するのです。
お寺にお参りされてもいいし、
お仏壇に手を合わせてご先祖に
感謝されてもいいでしょう。
何か対象を決めて、日々
「ありがとう」と意識して
実践すれば、
それが生きていくエネルギーに
なります。
坂東眞理子昭和女子大学学長への
お盆号スペシャルインタビュー
会報「おかげさま」
(臨済宗妙心寺派花園会本部)

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多すぎですね。
親も健康も友達も。
だからこそ、時には想像しないとなりません。
今、自分が持っているものを。
棚卸をしてみる必要がありそうです。