中国には、例えば、
憤青(フンチン=怒れる青年)と
呼ばれるネット愛国戦士が
あります。
ときには国を愛するあまり、
党批判をするまでになった
ようです。
'02年、愛国者同盟ネット
フォーラムが設立されました。
北京-上海を結ぶ高速鉄道は
国際入札で決めるのだが、
中国鉄道省は完成度の高い
日本の新幹線技術を導入する
ことで内定したところ、
中国企業が造るべきだとして、
8万人以上の署名を集めました。
‘05年、アナン事務総長が、
日本の新常任理事国入りを
歓迎すると、
3千万人の反対署名を
集めました。
「新しい歴史教科書をつくる会」
に賛助企業があるとして
「日貨排斥」運動を
盛り上げました。
チベット族の抗議に対する
弾圧と、それを非人道的と
非難する国際世論、そして
海外の人道活動家による
聖火リレーの妨害に
対抗できたのは
憤青たちがつくる
愛国ネット世論の
おかげでした。
毛沢東主席は
自らの権力基盤を固め、
政敵を追い落とすために
若者の熱狂を利用して
文化大革命を起こしたと
いわれています。
中国ではマスヒステリーに
陥りやすい若者はいつの時代も
為政者に利用され勝ちです。
胡錦濤政権のめざす
国家協調路線の障害になれば、
統制と監視はきびしく
なるでしょう。
四川大地震のときの日本人の
人道精神に反日愛国主義者も
感動し、
歴史は歴史、現在は現在で、
過去の日本とは違うという
認識をもったようです。
要旨は
在京ジャーナリスト吉村麻奈
sapio(7/23) 小学館から引用
膠着した政治の現状を
打開するためには、
わが国でも
ネット愛国戦士の
登場が待たれるような気が
します。

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