2021年03月04日

合併により誕生するメガバンクはシステムが危うい

‘21年3月4日(木)

新潟県に伝わる昔話である。
題して「鳥呑爺(とりのみじい)」。
あるとき、おじいさんが
山に入って畑を耕していると、
くわの柄に小鳥がやってきて
鳴く。
「あやちゅうちゅう、にしき
 さらさら」。
あまりにかわいいので、
今度は舌先にとめたのだが、
まちがってのみ込んで
しまった
▼ところが、鳥は腹の中でも
さえずり、家のおばあさんも
仰天。近くを通った殿さまに
披露すると、ことのほか喜び、
たくさんの褒美をたまわった――。
鳥をのみ、めでたい筋書きだが、
先月28日に全国で起きたのは、
カード類を機械が吸い込み、
顧客がたいそうな不便を強い
られた一幕である。
他山の石とせねばなるまい
▼みずほ銀行の障害では、
ATMからカードなどが戻ら
ない事例が計5200件超も
あったという。
月末の作業のためのメモリー
容量が不足した初歩的なミス。
加えて、職員らの到着も遅れた
とかで、何時間も待たされた
客がほうぼうにいたらしい。
大安の日曜日で、慶事のため
引き出そうとした人も多かった
のではないか
▼4000億円以上の大枚をかけた
とされるシステムの刷新で、
過去2回の不始末も「昔話」か
と思われたが、一転した。
本格的な金融デジタル化に
果たして対応できるのか不安が
募る。
「三度目の正直」をめざした
はずなのに、情報開示の不備も
あって利用者の怒りを買って
しまった。
「仏の顔も三度」となりませぬ
よう。
(春秋 日本経済新聞3/3 0:00)

みずほ銀行が誕生する前の
第一勧業銀行、富士銀行、
日本興業銀行とは、現役の頃、
会社がそれぞれに預金口座を
持っていて取引があった。
合併による、システムの
つぎはぎが障害を起しやすい
体質になっているのではないか。

地銀の再編の動きが心配である。
ラベル:みずほ ATM
posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする