2021年01月27日

スポーツ選手の人気の秘密は愛される人間性にある

‘21年1月27日(水)

1977年、プロ野球巨人の
王貞治選手が通算本塁打の
「世界新」となる756号を
打ったとき、米球界では
記録に対して懐疑的な見方が
多かった。
日米の野球の実力差や、
球場の広さの違いなどが
理由だった
▼そうした中で、
王さんに心からの祝福
メッセージを寄せたのが、
先日86歳で亡くなった
ハンク・アーロンさん。
メッセージには、
自身の記録を破って
偉業を達成した相手への
深い敬意が込められていた
▼755本塁打以外にも
偉大な記録を残した。
実働23年で3298試合に
出場し、3771安打を放った。
6856塁打、2297打点は
大リーグ記録。
王さんとの逸話が示すように
人格者として知られ、
「静かなる英雄」とも
呼ばれた
▼輝かしい野球人生は
一方で、アフリカ系
米国人に対する根強い
差別との闘いでもあった。
苛烈だったのが、ベーブ・
ルースの714本塁打の
記録にあと1本と迫った
73年のオフ。
脅迫状が自宅や球団に届き、
嫌がらせもあった。
「人生で最も困難なことの
 一つだった」と述懐して
いる
▼ルースの記録を塗り替えた
74年のオフに来日。
王さんとの本塁打競争に
野球少年たちは胸を躍らせた。
力強いスイングが描いた
白球の美しい放物線は、
人種や言葉、そして国境を
越えた野球の魅力そのものを
表していた。
(河北春秋 河北新報ONLINE NEWS1/26 06:00)
ラベル:差別 人格者
posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする