2021年01月23日

無症状の感染者が多い若者には近寄らないという予防法

‘21年1月23日(土)

306人が新型コロナウイルスに
感染し、国内最大級のクラスター
(感染集団)が発生した
旭川厚生病院で新たな感染者が
出なければ、
旭川市保健所が26日にも
収束宣言を出す見込みだ。
初の感染確認から約2か月余りを
要するのは、感染が想定外の
規模だった上、無症状の感染者を
介して拡大したためだ。(林麟太郎)

■結果判明に1週間

旭川厚生病院では
昨年11月20日に看護師1人の
感染を確認。
濃厚接触者らを検査したところ、
同21日に28人の感染が確認され、
クラスターと認定された。
院内では当時職員約1000人が
勤務し、患者約300人が入院。
病院は直近に退院した患者を
含めた計1500人の検査を進め、
感染の早期収束を目指した。

だが、結果判明には約1週間が
かかった。旭川市では
これほどまでの大規模な検査が
想定されておらず、
道外のPCR検査センター
などにも依頼したためだ。

全ての結果が判明した際には、
既に約130人が感染していた。
同病院の岡寿雄事務部長は
「最初の感染者が確認された
 時点で、無症状の患者や
 職員によって水面下で
 感染が広がって
 いた可能性が高い」と
みている。

当時、旭川市では
慶友会吉田病院でも
大規模なクラスターが発生し、
医療体制が逼迫(ひっぱく)
旭川厚生病院は
コロナ患者を転院させず、
院内でクラスターを収束
させる方針を取った。

同病院では濃厚接触者の
PCR検査を続け、陽性者と
陰性者を分ける
ゾーニングを繰り返した。
ただ、一時期は新型コロナの
入院患者が約120人に上るなど
人手が逼迫。濃厚接触者でも
検査で陰性になった職員は
勤務を続ける必要があった。
だが、一度は陰性と
判定された職員の間で陽性が
判明する事例が相次ぎ、
感染はさらに拡大していった
という。

■全面再開に時間

一方、同病院は市内の
基幹病院として、
一部の診療で早期の再開が
求められていた。
特に優先順位が高かった
のは、年間約800件の
分娩を担う周産期医療。
できるだけ入院患者を退院
させて職員の負担を減らす
とともに、
がんの化学療法など
市内の基幹病院で
代行しづらい診療に関わる
職員は、感染病棟から
隔離した上で勤務を続けた。
その結果、昨年12月22日には
産科・新生児科の一部の
診療を再開することが
できた。

同時期には全面再開に向け、
院内の全職員に計2回の
PCR検査を実施した。
ところが、市中感染や病棟の
清掃業務中に感染したと
みられる職員の陽性が相次いで
判明。再び隔離を繰り返すなど、
再開までは予想以上に時間が
かかった。

昨年12月30日に職員1人の
感染が発表されてから
感染者ゼロが続き、同病院は
今月18日、全ての入院患者や
職員に陽性の可能性がなくなった
と判断した。

同病院の岡事務部長は
「人によっては無症状だったり、
 発症までに何日もかかる
 ことがあった。
 これらの新型コロナの特徴が、
 収束への大きな障壁になった」
と話した。
(讀賣新聞オンライン01/22 06:58)
ラベル:クラスター
posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする