2021年01月31日

中国が恐れるのは政権に不都合な事実の漏洩である

‘21年1月31日(日)

世界保健機関(WHO)の
国際調査団が本格調査を
始めた中国湖北省武漢市で、
新型コロナウイルスの
感染で家族を亡くした
遺族に対し、当局からの
圧力が強まっている。
新型コロナ対応で当局を
批判する遺族らの主張が
調査に影響する事態を
警戒しているとみられ、
今月中旬には遺族100人が
参加するSNSのチャット
グループが突然閉鎖された。

父親を亡くした男性は
「調査団は真相を知るべきだ。
 見せかけの調査は許され
 ない」として、調査団との
面会を求めている。
この男性によると、
別の遺族は当局から3000元
(約5万円)を渡され、
外国メディアの取材を
受けないよう警告を受けた
という。
【上海=南部さやか】(讀賣新聞オンラインニュース01/30 06:43)
ラベル:WHO 武漢市
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2021年01月30日

医療関係者の仲間割れはコロナに隙を与えるようなもの

‘21年1月30日(土)

旧ソ連時代の有名な小話である。
赤の広場で酔っ払いが叫んだ。
「ブレジネフの大ばか野郎!」。
すぐに公安警察官がやってきて
逮捕された。
容疑は当時の書記長の
「国家機密漏洩」というのが
オチである
▼旭川医科大学の古川博之
病院長は、なぜ解任されたのか。
学内会議での吉田晃敏学長の
発言を外部に漏らしたことが、
理由の一つとされた。
「コロナを完全になくす
 ためには、あの病院が
 完全になくなるしかない」
▼クラスター(集団感染)が
発生した病院に対して発した、
医師としての品性を疑う暴言
である。確かにけっして
週刊誌に漏れてはならない
機密だった。
ただし、漏洩について
古川氏は否定している
▼コロナ患者の受け入れを
めぐっての吉田学長の発言に
ついては、古川氏への
パワーハラスメントの疑いが
あり、文部科学省の調査が
続いている。
何より今は、コロナ対応を
優先すべき時期のはずだ。
市内の基幹病院の調整役も
務めてきた古川氏の任を
解くのは、道理が通らない。
市民から疑問の声が上がるのも
当然である
▼今回の騒動から、大学病院を
舞台にした往年のベストセラー
小説「白い巨塔」を連想した
人も少なくないだろう。
作者の山崎豊子さんは
題名についてこう書いている。
「外見は学究的で進歩的に
 見えながら、その厚い強固な
 壁の内側は、封建的な
 人間関係」によって
築かれている「非情な世界」
▼権勢欲の強い主人公は
誤診で患者を死なせながら
罪に問われず、かえって
患者に寄り添った良心的な
医師が大学病院を追われる。
そんなシーンで小説は
完結するはずだった。
もっとも読者は結末に納得せず、
山崎さんは続編に
取り組まざるを得なくなる。
旭川の白い巨塔の物語に
続編はあるのだろうか。
(産経抄 産経新聞1/29)
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2021年01月29日

コロナの終息を願って断酒する政治家がいてもいいのに

‘21年1月29日(金)

かつて閣僚の一人が
立ち小便しているところを
写真に撮られ、写真週刊誌に
掲載されたことがある。
場所が国会構内とあって、
大騒ぎになった。
野党は
「院の品位を汚す重大な問題」
として追及したものだ。
もっとも、庶民性が持ち味の
政治家だったこともあって、
いつのまにか、うやむやに
なってしまった
▼週刊新潮の電子版に
出ていた、こちらの写真は
どうだろう。
自民党の松本純国対委員長
代理はマスクも着けず、
ほろよい気分に見える。
銀座のクラブから出てきた
ところだという。
新潮によると松本氏は18日夜、
イタリア料理店やクラブ
計3軒をハシゴして、
午後11時過ぎまで酒を飲んで
いた
▼週刊文春は、公明党の
遠山清彦幹事長代理を
追いかけている。
電子版によると、遠山氏は
22日夕から知人と食事して
午後8時ごろに銀座のクラブに
移動して、やはり11時過ぎまで
滞在していた
▼政府が緊急事態宣言で、
午後8時以降の不要不急の
外出自粛を呼び掛けている
最中である。
ほとんどの国民はそれに
従っている。
一方、医療従事者をはじめと
するエッセンシャルワーカーの
奮闘は、昼夜の別がない。
コロナ禍という、国難に
何より真摯に向き合うべき
政治家の、あまりにも
緊張感のない行動に、
怒りを通り越して脱力感さえ
覚える
▼昭和の昔に愛知揆一という
政治家がいた。
外相在任中、最大の課題は
沖縄返還だった。
ヘビースモーカーだった
愛知氏は、対米交渉のために
ワシントンに向かう途中、
返還までたばこを断つ、
と宣言して周囲を驚かせる。
返還合意の調印の日、
ニクソン米大統領から
勧められるまで、禁煙を
守り続けた
▼大事を成すために、
己を厳しく律する。
そんな気骨のある政治家は、
令和の時代にはいないのか。
(産経抄 産経新聞1/28)

政治家も昼夜を分かたずに
働くエッセンシャルワーカー
なのだろう。
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2021年01月28日

人類は新型コロナウイルスの勢いに押されている

‘21年1月28日(木)

米ジョンズ・ホプキンズ大の
集計によると、
新型コロナウイルスの感染者が
27日、世界全体で1億人
超えた。
欧米などでの感染急拡大を受け、
昨年11月上旬に5千万人に
達してから約2カ月半で倍増。
日本を含む各国で
ウイルス変異種という新たな
脅威が広がる中、収束への
見通しはより不透明になって
いる。

死者も増加ペースが衰えない
まま世界で210万人を
超えており、被害の深刻さは
増している。
WHOの累計では、
南北米大陸が感染者の44%、
死者の47%を占め、いずれも
地域別で世界最多。
次いで欧州地域事務局管内が
感染者、死者のいずれも
33%を占めている。
【ジュネーブ共同】(共同通信社1/27 08:13)
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2021年01月27日

スポーツ選手の人気の秘密は愛される人間性にある

‘21年1月27日(水)

1977年、プロ野球巨人の
王貞治選手が通算本塁打の
「世界新」となる756号を
打ったとき、米球界では
記録に対して懐疑的な見方が
多かった。
日米の野球の実力差や、
球場の広さの違いなどが
理由だった
▼そうした中で、
王さんに心からの祝福
メッセージを寄せたのが、
先日86歳で亡くなった
ハンク・アーロンさん。
メッセージには、
自身の記録を破って
偉業を達成した相手への
深い敬意が込められていた
▼755本塁打以外にも
偉大な記録を残した。
実働23年で3298試合に
出場し、3771安打を放った。
6856塁打、2297打点は
大リーグ記録。
王さんとの逸話が示すように
人格者として知られ、
「静かなる英雄」とも
呼ばれた
▼輝かしい野球人生は
一方で、アフリカ系
米国人に対する根強い
差別との闘いでもあった。
苛烈だったのが、ベーブ・
ルースの714本塁打の
記録にあと1本と迫った
73年のオフ。
脅迫状が自宅や球団に届き、
嫌がらせもあった。
「人生で最も困難なことの
 一つだった」と述懐して
いる
▼ルースの記録を塗り替えた
74年のオフに来日。
王さんとの本塁打競争に
野球少年たちは胸を躍らせた。
力強いスイングが描いた
白球の美しい放物線は、
人種や言葉、そして国境を
越えた野球の魅力そのものを
表していた。
(河北春秋 河北新報ONLINE NEWS1/26 06:00)
ラベル:差別 人格者
posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする